ZEHと二アリーZEHが制定。Nearly ZEHって何?補助金は貰えるのか

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住宅の省エネ化を目標に、2010年から構想がスタートした ZEH(ゼロエネルギー住宅)。2016年は、本格的に普及を目指す段階に入りそうです。「ZEH」と「二アリーZEH」が制定される。二アリーZEHって何?補助金貰えるのか調べました。

ZEHとは、1次エネルギー収支ゼロにする住宅 しかし明確な定義はなかった

経済産業省は、2015年末、「ZEHロードマップ検討委員会」のまとめ案を公表しました。

それには、こうあります。

  • ZEHの定義を明確にする
  • ZEHに準ずる「Nearly ZEH(仮)」

これまでZEH1次エネルギー収支ゼロ(ゼロエネルギー住宅)という大枠はありますが、収支ゼロにさえすればいいという状態でした。そのためZEHの定義を調べても、住宅メーカーに聞いても、良く分からない状況でした。

細かく言えば、1次エネルギー収支ゼロであれば、ZEHと言えるけど、補助金をもらうために「ZEH仕様+SIIの定める仕様条件とすること」となっているが現状です。

そのため、まずはそもそものZEH仕様について定義しようというのが今回の取り組みです。これは2020年に新築住宅における標準化(義務化)を目的とした取り組みとなっています。

しかし、すべての家がZEH仕様に準拠することが難しいことは容易に想像がつくため、Nearly ZEH(二アリーZEH)という仕様が定義されるようです。

Nearly ZEH仕様で2016年度は補助金はもらえる?

ZEHの定義が明確になる

経産省と国交省の補助制度でも異なる補助要件を設定しているが、これからは明確になると言ってます。

「外皮の断熱性能等を大幅に向上させ、高効率な設備システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現した上で、再生可能エネルギーを導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指した住宅」と定義している

かみ砕くと、こうでしょう。

断熱効率の高い外壁、エコキュートなどの省エネな給湯設備を導入することで、使用する電力を大幅に削減する。さらに太陽光発電などを設置することによって、家庭で使用する電力収支(使用電力と発電)をゼロとすることを目標にしている住宅

また以下の①~④のすべてに適合した住宅

① 強化外皮基準(1~8地域の平成 25 年省エネルギー基準(ηA値、 気密・防露性能の確保等の留意事項)を満たした上で、

UA値が

1と2地域:0.4[W/㎡K]相当以下
3地域:0.5[W/㎡K] 相当以下
4~7地域:0.6[W/㎡K]相当以下

② 再生可能エネルギーを除き、基準一次エネルギー消費量から20%以上の一次エネルギー消費量削減

③ 再生可能エネルギーを導入(容量不問)

④ 再生可能エネルギーを加えて、基準一次エネルギー消費量から100%以上の一次エネルギー消費量削減

また、外皮性能については、建築後に抜本的な改善が困難 という理由から、省エネ基準(平成25年基準)で求めている以上の外皮性能を達成する必要があると言う。これ以上外皮性能の計算が更にシビアになるのか少し不安ですね。

Nearly(ニアリー) ZEHの定義は?

狭い都会の住宅などの場合、あまり太陽光発電を搭載できないケースに配慮したもの。

年間の一次エネルギー消費量を完全にゼロ、またはマイナスにする「(狭義の ZEH」だけでなく、年間の一次エネルギー消費量を可能な限りゼロに近づけた「Nearly ZEH」(仮称)も定義している。

この「Nearly ZEH」は太陽光発電以外の条件は、上で説明したZEHの定義①~③と共通。④だけ↓こうなります。

④再生可能エネルギーを加え、基準一次エネルギー消費量を75%以上100%未満の削減、20%程度の削減を求めるとあります。

太陽光発電のサイズが少ないから、概ねゼロじゃなくても良いよということです。

まとめ、Nearly ZEHZEHとの違いは

Nearly ZEH(二アリーZEH)は、都心狭小地などでは土地の面積・延床面積、日照時間や屋根面積が限られている住宅が対象となります。

住宅性能や設備(断熱効率や省エネ給湯設備など)としてはZEH仕様を準拠することが出来ているが・・・・

太陽光発電などの再生可能エネルギーが住宅で使用する電力を賄えないため、1次エネルギー収支がゼロにはならない(消費の方が多い)住宅が、Nearly ZEH(二アリーZEH)ということになります。

残念ながらZEHに準ずる「Nearly ZEH(仮)」では補助金対象にはならない方向でいっています。

しかし、まだはっきりしたアナウンスはされてませんので、ひょっとしたら出るかもしれません。今後しっかりと、動向を見ていく必要がありそうです。

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