復興工事や2020年の東京五輪の建設需要で工事費が高騰し、人不足も重なり人件費や輸入資材の価格も高騰しています。また2017年には消費税が10%になります。消費税8%で購入できるのは、2017年の4月1日までに引き渡し完了した人までだそう。
厳密には、2016年9月30日までの請負契約は2017年4月以降の引渡しでも旧税率(8%)が適用となる。
消費税10%は延長されました。
今年が消費税が上がる前の最後のチャンスか?
8%に消費税が上がる前にも、駆け込み需要がありましたが、また同じことが起こるのでしょうか?でも10%になって家が全く売れないなんてことが起こったら、政府がまたテコ入れするかもしれませんのでわかりませんけど。
まあ、家を購入しようか迷っている方は、今すぐ準備をしましょう。
28年度のZEH絡みの予算はどうなってるのか?
29年度のZEH関係の予算はこちらをどうぞ。本記事は、28年度の話になっています。最新記事はこちら
この平成28年度の予算は?ZEH補助金はどうなる?
まあ、予算が通るのを私たちは待つしかないのですが、予算額なんかも知らないよりは知ってる方が得しますよね。ハウスメーカーさんと話をする際もだまされにくいでしょう。
衆議院、参議院で予算案を通過しないといけない(厳密には衆議院で承認されなくても、予算は通ってしまう)けれど、とにかく見た限りでは予算は増えています。
とにかく3月末-5月あたりには、ZEHの補助金に関してもはっきりするでしょう。
まだ、予算は決まってないけれど、各省庁がこれくらい欲しいよと!言って、ほぼ概算要求というものが予算として通ってしまうので、概算要求をすべて見ておくということも必要です。
では、見ていきましょう。
1.ZEH(住宅・ビルの革新的省エネ技術導入促進)において
27年度 7.6億円 ⇒ 27年度補正 100億円 ⇒ 28年度 110億円 と物凄い伸び
ただ、ずっと続くとは考えづらいので、2018-2020年までと思いましょう。万が一、一気に普及したらやる必要ないですからね。
2.ZEHとは、別に申し込める補助金
新規:民生用燃料電池(エネファーム)導入支援補助金に95億円の予算
新規:クリーンエネルギー自動車導入促進対策に137億円の予算 ※
と、まあまあです。※のクリーンエネルギーの自動車導入の補助金は、車としても、燃料電池としても使用できると考えれば、幾ら補助金が出るかは今は不明ですが、考える余地ありです。
車(蓄電池)も系統連系するなら、セキスイハイムがノウハウあります。
これからZEHで補助金を考えてる方の準備は?
まず通常国会の予算案を気にしよう!
国の予算は年度で動いていて、新年度は4月からです。
8月末までに各省庁が、来年度に必要な予算額を「概算要求」として財務省に提出。その後に、財務省と各省とが調整を行い、政府予算案が決まります。
だいたい12月末には、この政府予算案が内閣によって閣議決定されます。
そして、1月に召集される通常国会で、予算案について予算委員会を中心に審議していきます。その後、必要に応じて増減などの調整をした上で、国会の本会議で記名投票により採決が行われます。これが可決されてから、はじめて正式な予算となります。
予算は3月末までに成立すれば問題ないんですけど、年度内に決まらなければ「暫定予算」を編成し、例年なら4-5月あたりにはなんとか・・・ってところでしょうか。
2016年度予算はこんな感じ?
補正予算も気にしよう
当初の予算成立後に発生した事柄によって予算通りの執行が困難になった際に、本予算の内容を変更するように組まれる予算のこと。秋から冬にかけて、景気回復がらみで増えるのが最近の傾向。本年も2015年度の補正予算は2016年1月20日に可決。
補正予算については
https://xn--ickm4b1dyhj3iu63z37wa.jp/2016/01/20/budget-27/
ZEHは事前準備が必須!
と、予算がだいたいどの位かわかりました。
ただZEHは事前に準備をしていないと間に合いません。万が一住宅展示場に行ったこともない方がいたら、すぐに出かけましょう。また、ZEHというものを知るためにも、ZEHのトップランナー企業には資料請求請求しましょう。
ZEHで実績があるメーカーは?
一括で資料請求できる 持ち家計画 という便利なサイトがあるので有効活用しましょう!
たった2分で、複数のメーカーを同時に資料請求できます。無料。
カタログは郵送。家でじっくり見比べることができます。
土地から探すならさらに時間はかかるでしょうし、ZEHでは申請するまでに、家の仕様をすべて決めないとZEHの申請はできません。壁の色くらいなら申請後に決めても問題ないですが、それでもゆっくりする時間はありません。うちもマラソンでした。
なぜ時間がないかと言うと、住宅を完成させる時期が明確に決まっているからです。それに間に合わないと補助金も貰えないのです。
まずは何をしよう?
住宅メーカーを回りながら、ZEH住宅で実績があるかどうかを、各メーカーから聞き出しましょう。ZEH住宅が建築可能かどうか?を聞くのではなく、実績を聞きましょう。
何度か住宅展示場に通い、その中で気に入った3社くらいを選びます。最悪でも2社は選びましょう。その3社に図面と見積書を作ってもらうのです。ここまでは無料ですからやりましょう。
私たちが検討した2014年ころの話をすると、ZEH住宅で実績のあるメーカーは、積水ハウス、パナホームあたり。地元の工務店なんかでも、一応ZEH住宅建築可能かどうかは聞きましたが、引き渡しまで結構タイトなスケジュールということもあり、難しいとの回答でした。
今年はWEBで検索しても、ZEH住宅建てよう!の文字を良く目にするようになりました。沢山の住宅メーカーがZEH住宅に対応すると思います。それに、「地域型住宅グリーン化事業」という木造なら地元密着型の補助金もあります。
我が家はZEH住宅を建てられましたが、友人・知人なんかはZEH住宅にしようと思ったけど、難しそうと言われたそうで、やっぱり断念したという声も聞きました。これは・・・
- 時間がなかった
- 説明が不十分
- 金額との折り合い
- ZEHが理解できない
などが考えられると思います。ZEH(ゼロエネルギー住宅)にするのに建設費は掛かります。しかし光熱費は下がりランニングコストは良いです。
そこに価値を見出せなければ、ZEH(ゼロエネルギー住宅)にしませんよね。
予算が通る前に考えなくてはいけないこともいっぱいです。今の時期にどんな家にするのか具体的には難しくても、イメージをして
- 補助金関係
- ローン関係
- 保険関係
- どうしたら税金の軽減が受けられるのか?
などを考える必要があります。この一見関係がなさそうな4つは、あとからこれをやっておけば補助金もらえた!とか保険が安くなったのに・・・などと無関係ではなくなってきます。
今のうちに整頓しておきましょう。
これらは、別の記事に一部ですが書いたので参考にどうぞ!
随時、ZEH関連の情報はこのサイトで更新していく予定です。
