今日の内容は、我が家のZEH失敗談ネタです。
家を建てることは、ほとんどの方の場合一生に一度だと思いますが(もちろん我が家もそのつもりです)、次に建てるならこうすべきだった!と感じたことを紹介します。
それは「展示場に行く前に、気になるハウスメーカーの資料は事前に取り寄せるべきだった」ことです。
最初に「住宅展示場」に行ったのは失敗だった
我が家は、ZEH説明会に参加(説明会は任意)したあと、その週の土日に初めて「住宅展示場」へ行きました。それまで、具体的に家を建てようと考えたことが無かったため、とりあえず「住宅展示場」に行って各ハウスメーカーの家がどんなものなのを見てみようと考えました。
しかし、これがそもそも失敗の始まりでした。なぜ、失敗だったと思うかを箇条書きでまとめるとこんな感じです。
しくじり、私たちみたいにはなるな!!
- 1日で見れるモデルハウスは数社程度
- 全部見ようとして、1カ月の土日はすべて展示場に通う羽目に
- モデルハウスはあくまでも「モデル」
- 結局、記憶に残るは雰囲気ぐらい
住宅展示場に行ったけど・・・
我が家が行った住宅展示場は、地域の中でも指折りの規模(それまでは興味がなかっため全然知りませんでした)の展示場だったため、20社以上のハウスメーカー、40棟以上のモデルハウスが並んでいました。
到底、1日で見れる数ではありません。まずは各社にZEH対応は可能ですか?というところから、各社の営業担当者に確認です。しかし、当然向こうも営業の方なので、ZEH対応有無だけを返答してくれる訳ではなく、いろいろ売り込んできます。
そうすると、1社あたり1時間ぐらいかかることは当たり前で、場合によっては、1社で数時間かかることもありました。でも結局分かるのは、ZEHに対応可能かどうかだけ。
しかも、多くの営業の方は「注文住宅なので、お客様の要望とあれば何でも対応可能ですよ」という売り込みトークをしてくるので、ZEH対応でのハウスメーカー選びは全く前に進みませんでした。
1日中、ハウスメーカーを回るのですが、記憶に残るのは、「あのモデルハウスは雰囲気がいい」や「なんか坪単価高そう」、「あの営業の人は印象よかった」ぐらい。
モデルハウスは、展示用に造られているため、ものすごく広く、間取りの参考には全くなりませんでした。
しかも、家を建てたい人って 子連れが多いよね・・・
家を建てたい人って だいたい子連れだよね
私も2人子供が居ます。そして家を建てようと住宅展示場にいったときは、3歳の子供と0歳の子供連れで、この住宅展示場で書くアンケートも営業さんの話にもうんざりしました。抱っこ紐して廻ってるし、長いとおむつ交換や授乳やらでまあ大変でした。
子連れにも辛いですから、先にカタログ貰いましょ!
展示場でもらえるパンフレットは、事前に取り寄せるべき
家探しを始めた頃に、ハウスメーカーのパンフレットをWEBで取り寄せ可能であることは知ってましたが、当初は、1社も取り寄せませんでした。(最終的にハウスメーカーの「一括資料請求」を行うのですが・・・)
何故なら、WEBで申し込んだら、まだ建てるかどうか決めていないのにDMなどが、ずっと届くと考えたからです。
でもこの発想が、そもそもの間違いでした。
住宅展示場でパンフレット等の資料をもらう際に、必ず名前と住所・家族構成や土地があるか・・・などなどアンケートを書かされるので、結局、DM等は自宅に届くことになるんです。
カタログって貰うのに幾つか方法があります。①住宅展示場に行く方法と、②各メーカーのホームページから貰う方法、あとは③資料請求一括サイトを使う方法があります。
ちなみに結果的に我が家はすべて利用したので、一応メリット・デメリットを書いてみますね。
①住宅展示場に行く方法
やる気になれば、カタログはすぐに集まる
家の雰囲気がわかる
補助金や税金の情報がわかる
アンケート(住所・職業・年収・家族構成・建築時期)を書く
お客さんを値踏みしてる感がある、年収などを知りたい・・・
質問攻めで強い意志がないと2時間は軽く拘束される
②各メーカーのホームページから貰う方法
営業さんと話もせず顔合わせずに、資料を請求する⽅法もあります。
住宅メーカーのWEBページからカタログ資料請求すれば良いんです!必要事項を入力すれば郵送されてきます。
営業さんと顔を合わせずに済む
近所の土地・建売情報も貰えることもある
24時間いつでも申し込み可能
1社1社申し込むのは意外に面倒
やはり営業さんから電話は掛かってくる
思い立ったその時にカタログが申し込めるのは良いですね。でも1社1社入力するのは結構だるく、2-3社くらいで断念しました。だって、0歳、3歳児預けて働いてましたし・・・
そんなときのお勧め請求⽅法があります!!「カタログ資料請求一括サイト」が便利です。
③資料請求一括サイトを使う方法
時代ですよね、今は便利な「カタログ資料請求一括サイト」があります。
これで営業さんの顔を⾒ずに、注文住宅のカタログ請求が可能です。
資料請求一括サイトだから、PCやスマホ入力1回で自分の欲しい注文住宅のカタログ請求が可能で便利です。
営業さんと顔も話もせずに済む
1度に最大10-15社くらい貰える
24時間いつでも申し込み可能
電話もあるけど、メールのやり取りが多いので気楽
近所の情報は貰えないかも(貰えることもありますが・・・)
一括請求とは言っても、1社1社からカタログは送られてくるデメリットとするなら、急いで家を建てたい方には若干不向きなことくらいです。急ぐ方はタウンライフを利用すると便利です。
一括請求がベスト
ZEH対応の住宅を建てるとなると、何かと締切が多く、常に時間に追われるようになってしまいます。時間を節約出来ることは、なるべく先手を打っておくべきです。
ハウスメーカーのDMなんて、家を建てようと検討し始めたら、遅かれ早かれ届くようになります。(笑)
冒頭で最初の1カ月は、展示場通いだったと記載しましたが、その後、数カ月に及ぶハウスメーカー通いに比べれば、まだ序の口でした。当時は、そんなことになるとは全く想定していませんでしたが・・・今思えば、ああ~あの時失敗したなーという感じです。
住宅展示場は、ハウスメーカーを下調べした後に
パンフレットにて、事前に各ハウスメーカーの下調べをした後に展示場に行けば、具体的な質問が可能となるため、時間の節約が可能になります。
我が家は、最初の1カ月で家から一番近い展示場にて見て回った後、ゴールデンウィークの後半に、実際に家を建てる場所の近くにある展示場にも行きました。
その時には、一定の基礎知識と要件が固まっていました。その為、ハウスメーカーがある程度絞られ、聞きたい内容も具体的な要件となっており、有意義な各モデルハウス巡りが可能になりました。やはり最終的に資料請求して良かったです。
その際にどのハウスメーカーにも確認した内容は以下の3項目です。
ZEH対応モデルの標準デザイン(間取り)のUA値と坪単価
「ZEH対応モデルの標準デザイン(間取り)のUA値(Q値)と坪単価」は、個人的に最も重要だと考えている確認内容です。なぜなら、ZEH対応には、家全体の断熱率を表すUA値の数値が重要となってきます。
ほとんどのハウスメーカーは、坪単価ごとにシリーズが分かれているのが一般的です。
いくらZEH対応住宅かつ、坪単価が安くても、「極端に窓が少ない」や「仕切りが少ない」「玄関が小さい等」ではマイホームを折角作るのに悲しいですよね。
この質問をすることによって、ZEH対応と記載されているシリーズ(モデル)の基本的な断熱性能が、大よそわかるため、予算に合致するシリーズがぐっと絞られてきます。
標準的な工期
住宅の標準工期も重要な確認ポイントです。ZEH申請には、決められた期限までに完成させる必要があるため、工期の確認を是非行って下さい。
特に一条工務店など一部のメーカーさんは、1年間に建てる家の件数が決まっているので要注意!
ZEH対応住宅の実績数
実績ありきではありませんが、出来れば実績が多いハウスメーカー(ZEHビルダー)の方が何かと楽です。
ZEHの応募要項は、基本的には毎年同じですが、細かい部分は毎年(場合によっては○次応募でも変更あり)変更されることが多いため、実績があるハウスメーカーの方がいいでしょう。
短い戦いとは言い方が悪いですが、期限内に完成させないと補助金がもらえなくなるからです。そういう意味では、ZEHの実績数は大事です。
SIIのホームページにて、ZEHを推進しているメーカーかどうか、実績数などもわかるようになりました。特に★マークで格付けされているので見やすいです。こちらも参考にしてください。
▶ZEHを推進しているZEHビルダーを探す(SIIのホームページ)
最終的には、一括資料請求をしました。
我が家は、一度展示場を見に行ったあと、やっぱりハウスメーカーの「一括資料請求」を行いました。
住宅展示場を一通り回って貰ったカタログは、自分たちの予算に合わないものが大半だったからです。くたくたになった、展示場巡りは何だったんだ!とちょっと凹んでしまったことを今でもよく覚えています。お客さんがいないとそこらでメーカーさんの営業さんに捕まるというのも理由ですね。
我が家が使った一括資料請求サイトはこちらです。
これからZEH対応住宅について検討を始めるという方は、まずは資料請求することをお勧めします。また、コメントを頂ければ、私たちの経験からのアドバイスも出来ると思います。
利用した資料請求サイト
・LIFULL HOME’S 注文住宅 ライフルホームズ
ライフルホームズは、総掲載物件数No.1・賃貸領域で総合No.1・売買、投資領域では総合No.2と安心感を感じる会社です。
大手ハウスメーカーも地域密着型の工務店のカタログも無料
自分が希望する予算やエリアなど条件を絞り込める
24時間いつでも申し込み可能
テレビCMしていて安心感がある(他の人も利用してる)
あたりまえだけど、全メーカー網羅してない
電話かメールが来ることもある
特に、注文住宅に力を注いでおり、大手ハウスメーカーから地域密着型の工務店まで対応しています。注文住宅資料請求一括サイトとしては良くできています。
また問合せすると「はじめての家づくりノート!」という資料がダウンロード可能。
このノートは、チェックリストや、家づくりのスケージュールなども載せてくれています。特に私が良いなと思ったのは、モデルルームに⾏ったときのチェック表ですね。書き込みも可能で、1社1社忘れないようにメモ出来て良いです。成功する家づくりのために是非手に入れておきましょう。
申し込みの方法は?こんな感じです。3分ほどで申し込みできます。
「LIFULL HOME’S 注⽂住宅」使ってみた印象は?注文住宅資料請求一括サイトで、私がお勧めしたいのが「LIFULL HOME’S 注⽂住宅」「LIFULL HOME’S 注文住宅」は、全国の注文住宅とマンションも扱っています[…]
ローコスト住宅
1000万台~の家づくり。こだわりの住宅カタログ
高気密・高断熱住宅
イマ注目の気密・断熱性に優れる住宅カタログ
ZEH・Nearly ZEH住宅
消費エネルギーコストを削減できる住宅カタログ
・大手ハウスメーカーで注文住宅の間取り作成 タウンライフ
ダイワハウス・積水ハウス・パナホーム・アキュラホーム・アイフルホームなど。このサイトの凄さは、「間取り」「注文住宅の費用」「土地探し」まで比較可能。簡単な入力のみで便利。ZEH対応のメーカーさんを絞って探すことも可能です。
そこである程度絞ったメーカーのみ、自分の選択肢に加えるべきでしょう。私たちの時間は戻ってきませんが、今検討中の方は時間を有効に使ってください。
展示場に行く前に!
住宅展示場のモデルハウスの多くは、一般的な住宅の2倍以上の広さがあり、モデルハウスの家を建てられる方はまずいません。そして豪華なのです。
あくまでも、体験するのが目的。雰囲気にのまれないように!
タウンライフ
まとめ
住宅展示場は、各ハウスメーカーの特長が体験出来る、よい場所です。しかし、具体的な家作りは、ハウスメーカーがある程度絞られてからようやく始まります。
そのため、あまり住宅展示場で理想の家探しを行っても結果として、無駄になってしまうことが多々あります。
是非、それまでに我が家のような失敗ではなく、事前に資料請求を行って、自分にあったハウスメーカーの候補を決めておくことをお勧めします。
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