東電と三菱地所ホーム 全館空調システムに対応した専用料金プランを発表!

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東京電力が、三菱地所ホームの全館空調システムを導入した戸建向けに、新しい電気料金プランを発表しました。2016年4月1日から申込み開始。電力会社と住宅メーカーが初めて共同開発した専用プランです。

全館空調システム 「エアロテック」とは?

海外では、全館空調って多いのですが、日本は一般的ではありませんよね。三菱地所ホームは、全館空調システムの販売を推進しており、家中の温度差がなく、ヒートショックの不安を軽減します。

「エアロテック」は、フロアごとのゾーン制御ではなく、1台のコンパクトな室内機で24時間365日、各室ごとに好みの温度に設定ができるため、家族全員が快適な温度で暮らせます。

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出典:三菱地所ホーム

上の写真でもわかるように、エアロテックは、畳半畳ほどの室内機と室外機が2つほどで済むようです。各部屋にあるのは、リモコンと吹き出し口のみです。もちろん空調システムは全館ですので工事も大がかりですが、新築時に行えば問題ないでしょう。

HEMS(Home Energy Management System)と連携し、空調に係る消費エネルギーを大幅に削減出来るでしょう。よって、そこまで電気代は掛からないと思うのです。

三菱地所ホームのZEH対応シリーズは?

ZEH対応の住宅シリーズが「WITH-H」というようです。

全館空調システム搭載のゼロエネルギー住宅が『WIZE-H(ワイズエイチ)』2016年1月に発売されました。

『WIZE-H』は、従来の標準仕様に「太陽光発電パネル」を増設、また「エネファーム」と断熱性能の高い「樹脂サッシ」を使用して、ZEH(ゼロエネルギー住宅)仕様としています。

また、シンプルな空間設計で、建築にかかる初期費用を抑えた商品。本体価格は1980万円からです。

三菱地所ホームHP http://www.mitsubishi-home.com/

料金プランについて

下記は、東京電力のプランですが、2016年4月1日から開始される、電力自由化に合わせて共同開発したプランになります。

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出典:東京電力

4月から始まる東京電力の新料金プランの5つのうち「プレミアムプラン」と「スマートライフプラン」を「エアロテック」の使用実態に合わせてカスタマイズした専用プランです。

「プレミアムプラン」は、定使用量まで定額で、それ以上はおトクになるプラン。家族の多い方、ペットを飼っている方など、月々の電気のご使用量が多い方向け。「スマートライフプラン」は、主にオール電化住宅に方におすすめのプランです。

「TEPCO プレミアムプラン for エアロテック」

電気・ガス両方を利用する方向けのプラン。電気料金の定額範囲を300kWhまでに低減したことから、使用量の少ない季節であってもメリットを享受することが可能となるという。

「TEPCO スマートライフプラン for エアロテック」

オール電化で全館空調システムを利用する方向けのプラン。昼夜間の単価差を縮小したプランとなる。

これから料金プランもハッキリすると思うのですが、気になります。

普通に考えたら、全館空調システムなんて電気代大変だと思うのですが、HEMSという便利なものがありますから、全館空調にしても電気代が従来より安いでしょう。

また、今は東京電力と三菱地所ホームが共同で開発したプランですが、これから全館空調という潮流が生まれたら、このプランも一般的なプランになるでしょうし、私個人はそれを期待してしまいます。

HPには、実例も多く掲載されていたので気になる方はご覧ください。
http://www.mitsubishi-home.com/ownershouse/

 さいごに

個人的に、この三菱地所ホームに思い入れはありませんが、このように電力会社のプランも増えるかもしれないし、住宅メーカーでも全館空調システムを推してくるメーカーも増えるのでは?と勝手に思っています。

HEMSで管理出来たら、電気代がさほど掛からない気がするので、私が今家を建てるならこの全館空調システムを選択肢に入れるなあと思うのです。

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