昨年に引き続き、国土交通省では、地域型住宅グリーン化事業で、ZEHに関する支援を行います。ZEH住宅に対して1戸165万円。また3世代同居の為の設備を導入で+30万円、柱・梁・桁・土台の大を「地域木材」を使用すればさらに+20万円の補助金がでます。
地元の木材を使う木造住宅であり、中小工務店や流通事業者などで構成されたグループからの提案を募集し、補助事業として採択されたものに補助を行うものです。
今、この事業者を募集していて、6月中には事業者がハッキリしてきそうです。地元の工務店向きのものになります。
平成28年度地域型住宅グリーン化事業 グループ募集開始
国土交通省は 4月27日より、平成28年度地域型住宅グリーン化事業の公募
(グループ募集)を開始しました。
募集期間:平成28年4月27日~6月3日
事業の趣旨
この事業は、地域における木造住宅の生産体制を強化し、環境負荷の低減を図るために、中小住宅生産者等が木材、建材流通等の関連事業者とともに連携体制(グループ)を構築。
エネルギー性能や耐久性等に優れた、木造住宅・建築物の整備、三世代同居住宅の対応した家に対して支援を行うもの。
連携体制(グループ)で、ルールに基づいた木造住宅の建設を行う際に、費用の一部を補助するものです。
主な狙いは・・・
(1)地域の中小住宅生産者等が供給する住宅に関する消費者の信頼性の向上
(2)関連産業の多い、地域の木造住宅市場の振興による地域経済の活性化
(3)地域の住文化の継承及び街並みの整備
(4)地域の林業・木材産業関連事業者と住宅生産関連事業者との連携構築を通じた、木材自給率の向上及び森林・林業の再生
(5)住宅の省エネルギー化に向けた技術力の向上
(6)子育てを家族で支え合える三世代同居など複数世帯の同居しやすい環境づくり
補助対象となる木造住宅・建築物の種類と上限額
①長寿命型(長期優良住宅:木造、新築) :100万円/戸
②高度省エネ型(認定低炭素住宅:木造、新築) :100万円/戸
③高度省エネ型(性能向上計画認定住宅:木造、新築) :100万円/戸
④高度省エネ型(ゼロ・エネルギー住宅:木造、新築および改修) :165万円/戸
⑤優良建築物型(認定低炭素建築物等一定の良質な建築物:木造、新築):1万円/㎡
条件によっては、金額は加算される!
先ほどの、①~④については
- 主要構造材(柱・梁・桁・土台)の過半に「地域材」を使用する場合、20万円加算。
- キッチン、浴室、トイレ又は玄関のうちいずれか2つ以上を住宅内に複数箇所設置する場合、30万円を上限に予算の範囲内で加算します、とあります。
これで考えると、ZEH対応住宅にし、上の1・2の仕様にすれば、
さらに50万円加算され、合計215万円の補助金が出ることになります。
グループ募集の受付期間
平成28年4月27日(水)から平成28年6月3日(金)(必着)
※平成28年熊本地震の被災地に所在する場合は上記の締切後も申請を受け付け
ます(詳しくは募集要領を参照)
採択通知発出日(予定)
6月下旬
※ゼロ・エネルギー住宅の補助対象戸数については、7月中旬に別途通知