平成28年度のZEHの1次公募(4/28~5/20)の申請は、予算を上回る申請があったとあります。今年ZEHでの補助金を考えている方は、やはり早めの申請が良さそうですね。内容は公表してないので不明ですが、やはり3次公募あたりまでに申込んだほうが良さそうです。
平成28年度のZEH公募予算について
募集要領、P6に記載されています。
1次公募分の予算(事業規模)は、20億円となっています。
ZEHの説明会、後半の質疑応答にて、6次公募までの全体予算について質問がありました。SII側の回答は、現時点では明確には決まっていないが、概要として以下回答がありました。
説明会を開催した4月時点では、6次公募までの予算は55億円程度を考えている。
- 平成28年度の予算としては、ZEHとZEBを合わせて110億円
- 今のところ、予算は半々ぐらいを予定している
- 各事業(ZEH・ZEB)の公募状況を見ながら、割合については柔軟に対応する予定
ZEB(ZEHのマンション版)の予算は、40億円となっていたので、ZEHが70億円かと思っていました。申請数次第で多少もちろん前後するとは思います。
詳しくはこちらも参考に
予算を上回る申請があった模様・・・
仮に、平成28年度のZEH事業の予算が55億円だった場合、1次公募予算が20億円なので、1/3以上が割り当てられています。
予算を上回る申請というのは、1次公募では20億円を予算としていたから、こういう書き方になったのでしょうか?
これは、私の考えですが、
1次公募の予算が20億円と、予算を明確にしているのは、それ以降に公募に応募する方に、分かり易くしているためでは?と思います。一次公募で多数応募があったら、急がなくちゃ!とか、もう少し家のスペック上げようとか、考える機会も得られます。
詳細な審査内容については、私たち消費者が知るすべもないので、高い点数が得られるようにするしか、確実に補助金を得られる方法はなさそうです。
今年度は、申請順でなく性能順
しかし今年度は、申請順でなく性能順であるため、予算が潤沢な1次公募が有利と思います。
1次公募でもし不採択されても、家の仕様を向上させて再度、2次公募以降に応募可能ですし、後になるほど、予算は減るとは思います。もちろん補正予算などで予算を増やすということもゼロではないけど、どうなんでしょう。
今年は6次公募の予定までありますが、そこまで公募があるのか不明です。はっきり、公募にも「予定」と書いてありますし・・・。
SIIも、「公募要領P28記載の審査方針・審査方法に従い評価を行い、評価点の高いものから補助対象事業者を選定します。」と言っていいて、
「申請内容に不備がなく、且つ審査で高評価のものは、6月6日に交付決定を行いました。」と発表しています。
6月6日時点で交付決定が貰えなかったものについて、これから審査し、審査対象となる全事業の評価を行ったあと、6月下旬に決定すると言っています。
詳細はこちら https://sii.or.jp/zeh28/decision.html
審査内容はもちろんわからない
平成28年度「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業(ZEH)」について
点数制なのは明確で、公募要領にも明記されていますが、専門家が最終的に採択か、不採択か決めることになった場合の細かい審査内容は不明です。
我が家も、7月付近で公募に応募しましたが、最終的に怖くなって、家のスペックを変更したといういきさつがあります。
私たちが言うのも何なのですが、我が家はこの変更にもお金を掛けています。ZEHにした方が良いのか?否か?は家を建てると決めた時点でしっかり考えないとだめです。
メーカーによっては標準仕様で、ZEH住宅可能というところもあります。自分のお願いしたメーカーはどうなのか?余分にお金をかけすぎて、ZEH住宅にしたメリットが得られなかったなんてことがないようにしたいですね。
我が家の話
正直なお話をすると、光熱費をかなり節約できてる我が家ですが、ZEH仕様に掛けたお金を考えると、トントンくらいです。長く住めばもちろんメリットありそうですが。
我が家がトントンと言っているのには理由があります。今のように補助金額が一律ではなく、上限350万円でZEH仕様にした分の半額が補助される時期に家を建てました。
しかし、補助金の評価金額が私たちが思っていたものよりかなり低かったので、ちょっとメーカーさんに騙された?とも感じました。要は、持ち上げられた?と感じたということです。
私はむしろ、今の一律○○万円の方が明確で良いと思います。皆さんが余計にお金かけずに済みますから。
我が家の失敗談・体験談はこちらも