住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」を発表。思った以上に皆、堅実にお金を借りてる!

business-1037739_640

2016年6月30日、住宅金融支援機構は、「フラット35利用者調査」を発表しました。他の人がいくら借りているとか、返済率は幾らだとか・・・下世話な話はお友達同士でもなかなか出来ないですよね。私個人的には、「何故1年半前にフラット35の審査に落ちたんだ?」ということを研究するためにも、興味深い資料になっています。

お金を借りる際、返済率○%とか一般に言われてますが、思った以上に皆さん堅実に借りているようです。

 

フラット35利用者調査全体 注文住宅

この資料のすべての資料を追っかけることはしませんが、どんな人が借りて、自己資金って幾ら貯めてるのか?興味がありました。

それは、「何故1年半前にフラット35の審査に落ちたんだ?」ということを研究するためであり、私たちが将来、フラット35で借り換えをしたいと言うことも関係します。

知っていて損はない資料ですので、一度目を通しておくと良いのではないでしょうか?

http://www.jhf.go.jp/files/300316078.pdf

 

概要について

  • 平均年齢は、41-43歳
  • 家族構成は、3-4人
  • 世帯年収は、600万円
  • 借入金は、3000万~3500万円
  • 頭金は、700万~800万円
  • 月々の返済額は、8万円~10万円

が平均値のようです。

 

この表でみると、たぶん「手持金」ということになるでしょう。だいたい3000万円~3500万円借りている方は、700万円~800万円の「(手持金)頭金」を用意していた、ということになりそうです。

思ったより、皆さん貯めていてびっくりしました。堅実なんですね。

2015-flat35-1

出典:フラット35

これは、住宅金融支援機構のHPにも、、このフラット35を借りる人の、「平均的なモデル像」を掲載しています。これをみると、イメージが付きやすいかもしれません。

詳細はこちら:http://www.flat35.com/loan/atoz/4_1.html

 

借りる際の年齢

これは、借入金額は関係なく、平均値ですが、全体的には年齢は上昇の傾向があり、現在の平均年齢は、39.8歳ということみたいです。でも表の構成をみると、30代が圧倒的に多いです。

2015-flat35-2

出典:フラット35

みんな年収いくらなの?

ZEH住宅を建てる方には、マンションは関係ないですが、平均して、世帯年収では400~600万円の方が家を建てているようですね。

2015-flat35-3

出典:フラット35

時系列でみると

金額的にハッキリ書くと、世帯年収の平均値は616万円。

でも、先ほどの「借りる際の年齢」と照らし合わせると、2006年当時は、年収の多い若い方の方が借りたため、平均年齢も若く、世帯収入も多かったのでは?と思ってしまいます。

直近の2015年では、「借りる際の年齢」と照らし合わせると、39.8歳で借り、平均的な世帯収入も10年前より下がっています。10年前に買わなかった方が今、購入に動いているのでしょうか?そうも見えます。

2015-flat35-4

出典:フラット35

総返済負担率

一番知りたいのは、ここです!人の年収や、借入額にあまり興味はありません。総返済負担率が、○%の人が多いか知りたかった!

買い入れ額の安全ラインが分かる、とまでは言いませんが、このあたりなら大丈夫とか、安心材料になりますから。

総じて、25%未満ですね。25%~30%になると、減ってきますからこのあたりがギリギリなのでしょうか?

我が家は、土地は親の土地なので、有利だと思ってましたが関係ないでしょう。審査に落ちてますから。比率でいうと、30%以上で組もうとしました。たぶんこれがダメだったのでしょう。

2015-flat35-5

出典:フラット35

時系列でみると

だいたい、20%~23%か平均ですね。やはり、25%以上の返済比率にするのは、やめておくべきなのか?と思ってしまいます。

2015-flat35-6

出典:フラット35

朗報!太陽光発電「売電分」も借入額増やせる

融資の対象となる太陽光発電設備で得られる売電収入のうち、フラット35基準の計算基準で算出した金額が、年収に加算できます。

融資の対象となる太陽光発電設備は、融資対象住宅の屋根、外壁または住宅用カーポートに
固定して設置している分はOK。

平成27年4月申し込み分からで、私たちの頃はありませんでした。残念で仕方ないです。

詳細は http://www.flat35.com/files/300209477.pdf

まとめ

この住宅ローンだけは、本当に後悔しかないんです。

フラット35を組む際の注意は、フラット35Sや太陽光発電「売電分」も借入額を増やせるという案件は、新築のみの適応です。借り換えはダメです。

我が家は、17kwも太陽光が載っていて、売電金額もそこそこあるから、ローンの足しにはなるものの、これまでは、売電金額は収入にもされませんでしたし、しかたないです。

以前も書きましたが住宅ローンの審査をする際に金融機関が見ているのは、年齢だと言います。主人は若く30前半ですが、ローンの返済比率が大きかったり、我が家の場合は、車のローンが200万円残っていたり、金利なしですが、奨学金が500万円以上あったりと不安要素が多かったということでしょう。

もちろん、審査に落ちた理由は、闇の中。本当に知りたい!と思っています。今は、車のローンもZEHの補助金で完済し、奨学金の借り入れも一部完済し、フラット35の借り換えをしたいなあと、思ってます。

 

記事を読んで、ローン審査は、どこを重要視しているかわかったと思います。

我が家の失敗談を是非参考にしてください

住宅ローンを組むとき、銀行はどんな審査をしてるのか?国交省調査 結果から

住宅は今買い時?マイナス金利だからこそローンは慎重に!

【我が家のZEH失敗談】住宅のカタログは事前に取り寄せよう!

【我が家の失敗談】新築のBSアンテナは次世代放送対応にしよう!

 

我が家の失敗談もどうぞ。読んだ方は、失敗しないでね。

 

最新情報をチェックしよう!
>ZEHの家を建てて4年。今、後悔していることは?

ZEHの家を建てて4年。今、後悔していることは?

遂に、消費税も10%になりました。
実は、私たちも5年前の8%になったばかりの4月に家を建てようと動き始め、結果的にZEHの家に辿り着きました。

多くの人にとって家づくりは一生に1度あるかないかではないですよね?
私たちも初めての家づくりなのに相談するところもない。転勤族で知り合いも少ない。
そんな感じで家づくりがスタートしました。

もし、今、経験者として言わせてもらうなら、1度くらいは中立な立場の人に相談するのをお勧めします。
ぜひ、「私たちの失敗談」を読んでみてください。

CTR IMG