長期固定型の住宅ローン「フラット35」の金利は最長35年の金利が年0.9%となり、過去最低の水準を更新しました。先月はちなみに0.93%でした。金利を決める指標となる長期金利がさらに低下したことを反映したためとしています。
フラット35 2016年8月の金利
出典:フラット35
詳細は、http://www.flat35.com/kinri/index.php/rates/top
返済期間21年以上35年以下
2016年8月の住宅ローン金利は、融資率9割以下で返済期間21年以上35年以下タイプの金利幅は年0.900%~年1.570%
最頻金利※は0.900%で、過去最低を更新しました。
※「最頻金利」とは、最も多くの銀行が提示してる金利の事で、これと同じ金利になるわけではありません。
返済期間20年以下
返済期間20年以下、融資率9割以下での金利幅は年0.830%~年1.500%。
最頻金利は0.830%。
平成25年からの金利の推移
返済期間35年金利の推移
融資率9割以下で返済期間21年以上35年以下タイプの金利です。
出典:フラット35
全体的には、じわじわと下がっています。借り換えする方も今は多いと聞きます。変動金利でなくても、この金利のまま35年固定金利であれば、金利の上げ下げに一喜一憂することもありません。将来設計が描きやすいのが魅力。
返済期間20年の金利の推移
融資率9割以下で返済期間20年以下タイプの金利です。
出典:フラット35
こちらも、同様、じわじわと下がってますね。
なぜまた、金利下がった?
住宅ローンの金利を直接左右するわけではないのですが、住宅ローンの変動金利はおもに「短期金利」、固定金利はおもに「長期金利」の影響を受けます。
指標となる長期金利が一段と低下したことを受け、最長35年のローンの最も低い金利が年0.900%と過去最低を更新しています。
住宅金融支援機構は、今回金利を引き上げた理由について、指標となる長期金利の低下が、このところ鈍化していることを受けたものだとしています。
さいごに
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