平成28年度第2次補正予算がもうすぐ通過?2016年9月以降 家を建てる方が使えそうな補助金は?

平成28年度第2次補正予算で、「ZEHで補助金」が出そうですね。これから住宅を建てる方!補助金や税制改革など気になりますよね?とくに補助金関係は4月開始が多いので、補助金も枯渇して、9月以降も補助金が使えるのか気になるところ。平成28年9月以降使えそうな補助金関係をみていきます。

また、さいごに我が家の失敗談も載せたので、失敗しない家づくりの参考にしてください。

2016年 9月以降 家を建てる方が使えそうな 補助金は?

すまい給付金

消費税率の引上げ後に住宅を購入した方に、最大で30万円を給付する制度。所得に応じて給付額は変わる。消費税率が10%になった場合は、最大50万円給付される。

ちなみに手続きしないでいたら、「手続きしてませんよ」というハガキが家に届きました。

♦消費税率の8%から10%への引上げ時期が、平成27年10月1日から平成29年4月1日に変更されることに伴い、平成31年6月まで一年半延長

国土交通省HP: http://sumai-kyufu.jp/

 

ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業 100億円 123

年間の一次エネルギー消費量が「ネットでゼロとなる住宅」を対象として補助を実施。

27年度の補助金額は定額で130万円。28年は定額125万円。北海道のみNeralyZEHでも対象に。

♦28年度補正予算の成立が条件。10月半ばには通ると勝手に思っています。

祝!平成28年度の第2次補正予算案に「ZEH補助金100億円」今年度は継続予定!

SII HP:https://sii.or.jp/zeh28/

 

地域型住宅グリーン化事業 123

地域の工務店向きのZEH。木造住宅で、自分の住む地域の会社を利用して建てるのが条件。

地域の環境負荷の低減を目的に、原木供給者、製材工場、プレカット工場、建材流通事業者、建築士、中小工務店が連携して取り組む、木造の長期優良住宅、認定低炭素住宅、ゼロ・エネルギー住宅の建築に対し、国が費用の一部を補助する。

27年度のゼロエネルギー住宅は、戸当たり165万円を上限に補助。「地域木材」使用で+20万円でした。

28年度はZEH住宅に対して1戸165万円。また3世代同居の為の設備を導入で+30万円、柱・梁・桁・土台の大を「地域木材」を使用すればさらに+20万円の補助金がでました。

♦28年度補正予算の成立が条件。28年度補正予算でも28年度と同じ額の補助金が出そうです。

国土交通省 HP:
http://www.mlit.go.jp/report/press/house04_hh_000684.html

地域型住宅グリーン化事業 HP:
http://chiiki-grn.jp/home/summary/tabid/98/index.php

 

民生用燃料電池(エネファーム)導入支援補助金

燃料電池(エネファーム)に関する補助制度。普及が遅れているLPガス対応機や既築住宅・寒冷地対応機を重点的に行う。

27年度の1台当たりの補助上限は、①固体高分子形(PEFC)新築30万円、②固体酸化物形(SOFC)新築35万円でした。

♦28年度は、下の図を参照。①固体高分子形(PEFC)新築15万円、②固体酸化物形(SOFC)新築19万円で、条件によって追加補助がでます。

平成28年度補助金の募集期間は、平成28年4月11日(月)から平成29年1月31日(火)17時(FCA必着)までです。

enefarm2016

民生用燃料電池(エネファーム)導入支援補助金 HP:

http://www.fca-enefarm.org/subsidy29/subsidy.html

太陽光発電設備

太陽光発電の設備に関して国からの補助金はありません。(昔はありました。)ただ市町村、県の単位では補助金があることが多いので要チェック!

太陽光発電の買い取り制度は、発電した電力を買い取る制度

ZEHに関しては?

これまでのZEHでは、10kw以下ででないとZEHの補助金に申し込めないことがありました。28年度は10kw以上でも余剰買取であれば対象でした。28年度補正予算は不明。

太陽光発電の買取制度は?

27年度の買取り価格は10kW未満の場合、1kW当たり33円。10kW以上の場合27円でした。

♦28年度の買取価格は10kW未満で余剰買取なら、31円もしくは33円。また10kW以上で24円。詳しくは下の図を参照。

2016-solar-price

 

太陽光パネルをどのくらい載せたら良いのか?

【2016年どっちがお得?】ZEH(ゼッチ)補助金認定と大容量太陽光発電システム

また経済産業省のHPで、これからのことも随時情報を確認できます。
http://www.meti.go.jp/committee/gizi_0000015.html

また改正FIT法で、10kW未満の太陽光発電は、1年で認定が失効する取扱いとなります。簡単に書くと・・・。

①10kW以上
・認定日から運転開始日までの期限:3年
・期限超過した場合の措置:調達価格の低減又は調達期間の短縮
(具体的には調達価格等算定委員会の議論を踏まえ決定)
②10kW未満
・認定日から運転開始日までの期限:1年
・期限超過した場合の措置:認定の失効

詳しくは、資源エネルギー庁のHP:
http://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saiene/kaitori/kaisei_kakaku.html

 

市町村・県の補助金

補助金をトータルで計算して今年建てるか、来年建てるか考える必要があります。

29年3月31日までに家が完成し、書類をすべて提出するのが一般的でしょうが、ZEHのようにやむを得ない理由があれば多少猶予がもらえるものもあります。

もちろん家を建てるのに、補助金ありきではないでしょうが、貰えればもちろん嬉しい・・・のは皆同じではないでししょうか?

Panasonicのサイトで、太陽光関連の補助金を探すのに便利なサイトです。
Panasonic:http://sumai.panasonic.jp/solar/subsidy_info.html

未定・不明なもの・・・

「定置用リチウムイオン蓄電池導入支援事業」

リチウムイオン蓄電池に対する補助制度。これまで鉛蓄電池は補助対象ではありません。

26年度補正予算分までは、100万円が上限で、蓄電システム購入金額と機器毎に定められた目標価格との差額の3分の2以内を補助。

28年度は、蓄電システムの補助額:蓄電容量 1kWh当たり5万円。補助額上限は、補助対象経費の1/3または50万円のいずれか低い金額で、ZEHと同時に申請が可能でした。

♦28年度補正予算でも、ZEH事業と同時に申請なのか、別々なのかは不明です。それ以前に補助金がでるのかどうかもわかりません。が、検討中なら、SIIのHPに載っているものを選んでおけば安心ですね。

SII HP:https://sii.or.jp/zeh28/

さいごに

これから28年度補正予算が通過したとして、ZEHの当初の予定での事業実施期間は、交付決定日~平成29年3月31日(原則、単年度事業)と言われています。期間がその通りなら、今まで以上にマラソンになりそうです。今の時間は様々な見積もりに徹し、準備しましょう。

エネファーム、太陽光発電システム、蓄電池は自治体でも補助金事業をやってるところも多いので、必ずお住まいの補助金を確認し、今のうちに準備をしておきましょう。

わが家の失敗談を読んで同じ失敗はしないで下さいね。

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遂に、消費税も10%になりました。
実は、私たちも5年前の8%になったばかりの4月に家を建てようと動き始め、結果的にZEHの家に辿り着きました。

多くの人にとって家づくりは一生に1度あるかないかではないですよね?
私たちも初めての家づくりなのに相談するところもない。転勤族で知り合いも少ない。
そんな感じで家づくりがスタートしました。

もし、今、経験者として言わせてもらうなら、1度くらいは中立な立場の人に相談するのをお勧めします。
ぜひ、「私たちの失敗談」を読んでみてください。

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