5月15日に28年度「ZEHビルダー実績報告」が集計され、28年度のZEHビルダーの実績が公開されました。また、最終的な実績報告は、6月16日に公表予定。これを見て、どこのメーカーで建てるか検討したり、営業さんとの話の中で今年はどうなのか?探りを入れたりできるかも?
28年度「ZEHビルダー実績報告」
ZEHビルダー実績報告とは?
平成28年度のZEH支援事業において、ZEHビルダー登録を受けたZEHビルダーは、2016年度(平成28年度)の目標に対する実績報告書を提出する必要があります。
そして、平成28年度ZEH支援事業でSIIの登録を受けたZEHビルダーが、29年度のZEHを申請する場合、実績報告書を提出して公表されていることが要件となっています。
一次公募の交付申請と同時に提出した平成28年度の実績報告は、6月16日に公表予定なので、この日に公表されていないメーカーさんでは、29年度ZEHの補助金で申請できません。
SIIは、これらの提出された2016年度(平成28年度)のZEH普及実績等に応じてZEHビルダー毎に、1公募あたりの採択目安数を設定し、これを通知します。ただしビルダーにしか公表されません。
これを教えてくれたらいいのに・・・と思いますね。
ZEHビルダーは、HPや会社概要などで公表する必要がある
ZEHビルダーは、2020年度(平成32年度)までのZEH普及目標と合せて、SIIに報告した2016年度(平成28年度)の実績報告を自社のホームページ、会社概要または一般消費者の求めに応じて表示できる書類等で公表する必要があります。
ビルダーごと 1公募当たりの採択目安数を設定
また、特定の公募に、特定のZEHビルダーの事業が過度に集中することを防ぐため、個々のビルダーごとの一公募当たりの採択目安数を設定します。採択目安数を超えた事業(ZEH)については、採択順位が劣後します。
採択目安数については?
採択目安数は、ZEHビルダーのみに通知し、一般公表はしません。
ZEHビルダーの登録は以下のように区分されています。
- 北海道の区分(A登録)
- 北海道以外の都府県の区分(B登録)
A登録、B登録それぞれにおいて、以下の方法により設定。
以下の要素により算出値を求めることになります。
算出値:
(28年度の年間実績数)※1 × (29年度 ZEH普及目標 [%])
× (28年度 ZEH実績 [%]) / (28年度 ZEH普及目標 [%])※2 ※3※1 ZEHビルダー登録申請時に提出する年間の建築総数
※2 (平成28年度 ZEH実績[%]) / (平成28年度 ZEH普及目標[%])の上限は「1」とする。
※3 本事業において新規でZEHビルダーに申請したZEHビルダーについては、平成28年度 ZEH実績[%]及び、平成28年度 ZEH普及目標[%]がない場合(「0」の場合を含む)は(平成28年度 ZEH実績[%]) / (平成28年度 ZEH普及目標[%])を「1」として算出。
(注)平成28年度に登録を受けたZEHビルダーが平成28年度 ZEH普及目標を「0%」としていた場合、算出値は「0」となります。
詳しくはこちら
身近な大手のメーカーの28年度の実績は?
北海道以外の都府県の区分(B登録)
積水ハウス 74%
一条工務店 53%
日本ハウスホールディングス 24%
大和ハウス 22%
パナホーム 17%
ミサワホーム 15%
スウェーデンハウス 15%
旭化成ホームズ 12%
三菱地所 9%
三井ホーム 7%
トヨタホーム 7%
アキュラホーム 4%
タマホーム 1%
MUJI(無印の家)0%
積水ハウスは先日公表しましたね
北海道の区分(A登録)
一条工務店 32%
積水ハウス 16%
日本ハウスホールディングス 9%
ミサワホーム 2%
スウェーデンハウス 1%
大和ハウス 0%
三井ホーム 0%
未報告?まだ数値がないのは?
セキスイハイム
住友林業
ヤマダ・エスバイエルホーム
さいごに
こちらも参考に
これを見て意外だと思ったのは、パナホームとスウェーデンハウスが少なく感じたことでした。また、無印の家がなかったのも意外。
セキスイハイム・住友林業は、これから発表。どちらも数値は良いと思いますが・・・。
SIIのHPで検索すれば、自分の家の近くの工務店ももちろん検索できます。
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