パナホームの3階建住宅『Vieuno3E』は、ZEHにもなかなか良さそう。

 

パナホームは、法的規制の厳しい都市部の住宅向けに、3階建住宅『Vieuno3E(ビューノ スリーイー)』を2017年7月に発売しました。特徴は3階部分に最大3.1mのリビングを実現できることと、勾配した屋根に発電効率の高いHIT太陽光発電システムが載せられること。大都市で人気が出そうな予感です。

『Vieuno』シリーズとは?

“上へ、上へ、ビューノ。”をテーマとした、都市部向けの多層階住宅。多彩な勾配屋根に対応した『Vieuno3E』は、厳しい規制をクリアしているそうです。

このスケッチを見る限り、家の外観は凸凹してておしゃれ。でこぼこしていない形状の方が建築費が安く済むと住宅メーカーに聞いたけど、実際どうなんでしょう。

都心での家づくりって、けっこう法的規制が阻むかも

私も都心で家を建てていなので、詳しくはないのですが、家を建てるときににも法律が絡んできます。家を建てると具体的に決まった時には、住宅メーカーがいろいろ調べてくれているので、問題は判明いると思いますが、家が建てられる土地かどうかや、建ぺい率や、高さ制限、容積率・・・などいろいろな法律が、実はあります。

詳しくはこちらも:http://sumai.panasonic.jp/sumu2/chishiki/law/law/07.html

ここで一番引っかかってくるのは、建築物の高さや、北側斜線制限でしょう。北側斜線制限は、大都市に多い狭小地では気を付けなくてはならない問題で、日照の悪化を防ぐために設けられてるもの。

隣の住居の日当たりを確保するために、真北方向に向けて、建物の形状を斜線で制限するというものです。

これらの法的規制が阻む状況に着目し、開発したのがこの『Vieuno3E』だそうです。

『Vieuno3E』の特長は?

  • 従来比最大2.1倍の太陽光発電システム搭載で、ZEH対応可能。
  • 断熱性に優れたサッシ標準採用とZEH基準の断熱性能

狭小地の3階建住宅で、フラット屋根を採用した場合は、斜線制限により屋根面積が小さくなり、太陽光発電システムの搭載量は限られるため、ZEH対応は難しい状況だったそうです。

この『Vieuno3E』は、斜線制限への対応と、太陽光発電システムの搭載量アップを実現する異勾配屋根を開発し、フラット屋根と比べ、最大2.1倍の太陽光発電システム搭載可能になったそうです。

また断熱性に優れた「アルミ樹脂複合サッシS」の標準採用とZEH基準の断熱性能で、快適な「3階リビング」を実現いるそうです。ZEH住宅だからこそ、3階にリビングを持ってこれて、勾配を活かして天井の高いリビングが実現したともいえます。

この3階の最大天井高は、3.1m。またパナソニック製ホームエレベーター標準搭載と言います。このエレベーターは、パナホームとして初めて、ホームエレベーターを標準搭載しているそうです。エレベーターが搭載することで、バリアフリーになり、二世帯住宅にも最適です。

実際、多層階住宅って大都市で売れてる?

2016年度の全国の多層階住宅(3~9階)の着工棟数は、4万3530棟で、前年度の4万392棟から増加。

特に土地の価格が高い、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、愛知県、大阪府、兵庫県、京都府で増えているそうです。凄いのは、東京都だけでも1万3332棟と、30%以上を占めることです。

また多層階住宅が注目されるのは、平成27年1月の相続税改正より、相続税の基礎控除額が引き下げられ、課税対象者が大幅に増え、二世帯住宅などに適用される「小規模宅地等の特例」への注目が高まっているからだという。

パナホームは独自のノウハウが沢山ありますよね。うちも、家を建てるときに、同じ敷地の広さで、一番広く部屋をとれそうだったのが、パナホームだったんです。でも、載せられる太陽光パネルの数は、他の住宅メーカーさんの方が断然多くて、その会社で建てることにしたんですけどね。

これまでの3階建て住宅は、無駄な空間が多く、3階部分に居住スペースを設けられなかったと言います。それを改善し、魅力的な商品にしたパナホーム。楽しみです。

住宅性能表示最高の構造等級「3-3-2」を標準仕様

高層ビルや大型構造物で使われる座屈拘束の技術を初めて3階建住宅に採用。1階、2階の耐力壁すべてを制震デバイスとした制震構造です。

構造計算では評価しにくい「繰り返し地震に対する強さ」を、座屈拘束材と低降伏点鋼(6mm厚)の組み合わせによって大きな力を負担、吸収できる耐力壁としています。一般的な耐力壁に比べて枚数が少なくすむためプランニング自由度が高くなります。
耐震等級(倒壊防止・損傷防止)、耐風等級はすべて最高ランクです。

参考:http://www.panahome.jp/company/news/release/2017/0720.html

3階建て住宅でも、制震構造というのが、魅力。

 

『Vieuno3E』 概要

https://www.youtube.com/watch?v=EcesjCF8t8s

構造:制震鉄骨軸組構造

参考プラン:

●全販売エリア向3階建二世帯住宅プラン
・延床面積189.97平方メートル(57.45坪)
・3階建
・準耐火仕様(エレベータ・太陽光発電システム・蓄電池搭載)

●東京都向3階建二世帯住宅プラン
・延床面積179.19平方メートル(54.19坪)
・3階建
・準耐火仕様(エレベータ・太陽光発電システム・蓄電池搭載)
対応階数:3階
販売地域:北海道および一部地域を除く全国

資料請求などはこちら

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遂に、消費税も10%になりました。
実は、私たちも5年前の8%になったばかりの4月に家を建てようと動き始め、結果的にZEHの家に辿り着きました。

多くの人にとって家づくりは一生に1度あるかないかではないですよね?
私たちも初めての家づくりなのに相談するところもない。転勤族で知り合いも少ない。
そんな感じで家づくりがスタートしました。

もし、今、経験者として言わせてもらうなら、1度くらいは中立な立場の人に相談するのをお勧めします。
ぜひ、「私たちの失敗談」を読んでみてください。

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