「ZEH調査発表会2017」 平成30年度に家を建てよう!と検討中の方必見!

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11月28日「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス⽀援事業 調査発表会2017」の発表会に行ってきました。資料を見るとガスが良いのか、オール電化が良いのか?木造が良いのか?鉄骨が良いのか?なんとなく自分の家に当てはめることが出来ると思います。参考になれば嬉しいです。

ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス⽀援事業 調査発表会2017

この発表会では、ゼロエネルギー住宅(ZEH)の普及に向け、補助事業やZEHビルダーの実績などが紹介されました。この補助事業も今年で6年目を迎えたそうです。

昨年までは手探り状態だったZEHもいよいよ普及期に入り、さまざまなイベントや宿泊体験などが増えつつありますね。

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例年と比べると意外と人が少なかったです。資料の中で30年以降、ゼロエネルギー住宅を検討中の方に役に立ちそうな資料を抜粋してみました。我が家の資料とも見比べて検討してみてください。

開催されたのは3つで、①基調講演、②ZEHビルダー連絡会、③ZEH支援事業についてでした。

私たち消費者が何を知りたいかって、申請状況や分析結果が知りたいわけで・・・。頼みの綱の資料を見ると例年より見やすくなっていました。

③ZEH支援事業について見ていこうと思います。

資料はPDFでこちらからも見られます。

https://sii.or.jp/zeh29/conference.html

ZEH支援事業 事業の概要と申請状況

今年度は、以下の2つの事業が執行されました。

  • 平成28年度補正予算 ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)普及加速事業費補助金
  • 平成29年度 ネット・ゼロ・エネルギーハウス(ZEH)支援事業

またこの資料は、「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス⽀援事業」で補助金を貰った人たちの調査報告がほとんど。どうしたら補助金を受給できるかは書いてありません。あしからず。

気になる交付件数の合計は?

H28補正: 申請件数 6,368件、交付決定 6,322件
H29  : 申請件数 7,747件、交付決定 7,693件


合計  : 申請件数 14,115件、交付決定14,015件

という風に、申請したらほとんど交付されている感じです。28年度の補正予算と29年度の予算が重なったということもありますが、14,000件もあったことに驚きです。

国土交通省の資料を見ると、おおよそですが1か月で平均75,000軒ほどの家が着工しているようで、年間だと90万件ほど新築の家が建てられているようです。そのうちの14,000軒なので、やはりZEHは、まだまだ・・・ということでしょうか。

とはいえ、私たちがZEHで補助金を貰った頃は、全部で900軒くらいだと聞いているので、この数年でゼロエネルギー住宅という言葉は、知られるようになったのだなあと思います。

申請状況について 年度別

出典:SII公開データ

申請は年々伸びてきており、平成24年度は400件足らずだったものが、26年補正予算以降は、6千件~7千件ほどの申請があるようです。

ここで28年度のZEH補助金は厳しかったことを思い出しました。表にも表れています、3500件以上が申請してもダメだった・・・と。

申請状況 ZEHビルダー別では?

出典:SII公開データ

こちらも、なんだかんだ言ってもまだハウスメーカーが強いみたいです。といっても比率は変わっていません。相変わらず愛知県と静岡県からの申請件数が多いのは天気が安定しているからでしょうか。

現在、新築の5%ほどがZEH住宅の補助金を貰っている

また、先ほど国土交通省の資料では年間90万件ほど新築の家が建つようだとは書きましたが、この資料には計算したものが掲載されており、新築の家の4.8%ほどが、ZEH補助金のを貰っているようです。家を建てるときにZEHの補助金を申請しない人もいるので、比較するのは間違っている気もしますが・・・あえて言うなら、5%ということですね。

2020年までに新築の半数をZEH住宅にするというのは、まだまだ道のりは長いと感じます。

また都道府県別やら、ZEHビルダー別、太陽光発電のシステム容量など・・・いろいろ載せてくれていますが、この辺りは後日また書こうと思います。

事業者アンケート集計の分析と実績報告

そもそも、ZEH達成?未達成?というところから始まるのですが、このZEH達成か否かの定義としては、 以下のように定義しています。

太陽光発電システムによる創エネルギー量 > 一次エネルギー消費量 

調査対象者は?

アンケートの集計は、平成25年度・平成26年度・平成26年度補正で補助金が交付されている方で有効回答は4716件あり、このうちの分析対象は2514件ということです。

実際に住んでみてからのZEHの達成状況は、全体の67%。26年度と26年度補正予算で補助金が交付されている方はZEH達成率が高く70%を超えています。

これからZEH住宅にしよう!と考えている方に有益な報告は?

・一次エネルギー消費量は12月-3月に急増する。
理由:増加時期から推測して、暖房設備と給湯設備の使用が要因と思われる。

・太陽光発電による創エネルギー量は5月と8月がピーク。11月を底に、春に向けて増加傾向に転じる。
理由:日照時間やソーラーバネル自体の温度が影響していると思われる。

出典:SII公開データ

例外的?冬に晴れが多い地域は1月2月の創エネルギー量も悪くない!

といっても、年間で晴れの多い地域は日本の西の地域にあり、場所で言うと愛知、静岡、高知などがそれにあたると思います。

私の住んでいる地域も「年間で晴れの多い地域」にあたるのですが、実は1月2月の創エネルギー量も悪くないです。

我が家のデーターはこちら↓

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ZEH達成の家の傾向は?

  • 寒冷地から温暖地にいくにつれて一次エネルギー消費量が減少
  • サンプル数は少ないが、外皮性能が高いほどZEH達成率が高い
  • 同居人数が少ないほどZEH達成率が高い
  • 床暖房がない方がZEH達成率が高い
  • 給湯器の種類は関係なくZEH達成できる
  • 設計一次エネルギー消費削減率が高いほどZEH達成率が高い
  • 冬のガスの使用量が少ない方がZEH達成率が高い
  • 一年を通して発電量が多い方がZEH達成率が高い

家の構造・工法は?

ZEH達成の工法は、木造・鉄骨造どちらも変わらない。ただしZEH達成していない工法は、鉄骨造で60%と木造より少し多め。

外皮性能が高いほどZEH達成率が高い様で地域別にみるとこうです。

  • 1・2地域:全体の80%がZEHを達成
  • 3地域:目だった差はない
  • 4・5地域:UA値0.4(Q値1.4以下)ZEH達成率が高い
  • 6・7地域:外皮性能が高いほどZEH達成率が高い

延べ床面積は160㎡を超えるとZEH達成率は50%

給湯器・エアコン・床暖房は?

機器を選ぶとき、どれを選んだらいいのか?

給湯機は?

給湯器の種類は関係なくZEH達成できる!

出典:SII公開データ

エアコンは?

冷房の場合:全体の90%が高効率エアコンを使っているが、ZEH達成率の高いグループは扇風機を利用している割合が多い

ただ、図を見てもわかりますが、微々たるものです。

出典:SII公開データ

暖房の場合:全体の60%が高効率エアコンを使っているが、床暖房を使うとZEH達成率は減る

出典:SII公開データ

床暖房は?

床暖房がない方が、ZEH達成率が高い。できれば床暖房がない方がZEH達成するようです。

出典:SII公開データ

電気は?

発電量の状況:一年を通じてZEH達成グループの方が、発電量が多い

特に、5月~8月で差が開く

出典:SII公開データ

買電量の状況:差が大きいのは、8月・9月と1月~3月

出典:SII公開データ

結局のところ電気は冬の時期に多く使い、暖房設備がかなり影響してくると思われるのですが、この寒い時期も快晴がつづく中部地方や四国、九州の一部地域は、ソーラー発電も好調に稼働し、その電気代を賄う・・・ということなのではないかと思います。

ガスは?

冬場の電気・ガスを使う家はZEH達成率が低いです。特に冬場のガスの使用が多いとZEH達成率が悪いようです。

出典:SII公開データ

ここで見て欲しいのは、電力使用量、ガス使用量と書いていますが、オール電化の家があっても、ガスだけの家ってあるのでしょうか?

この「電力使用量」には、ガスも併用して利用している家の「電力使用量」も含まれるのではないかと思うのです。となると、やはりガスは使用しない方が現時点ではZEH達成率が高いと言える気がします。

この資料にオール電化が良いとかそういうことは書かれてもいないので、あくまでも電力会社にもガス会社にとっても中立な立場にいないといけないのでしょう。

でも、資料を見ていくとオール電化の方が若干有利なのでしょうね。

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エネルギーコストの分析

電力購入額とガス利用額の状況

電力購入額とガス利用額の状況どちらも、暖房の使用がはじまる12月以降は購入額が増える。

出典:SII公開データ

どちらもビックリなのは、ガス料金、電気料金ともにひと月1万円以下でなんですね。我が家ももちろん1万円以下なのですが、みんながみんな1万円以下というのにびっくりです。

これこそ、我が家もZEH住宅にしたかった理由です。

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エネルギー収支はプラス?マイナス?

グラフが資料にありますが、エネルギー購入額と売電額について、コスト面での収支がプラスになっているグループと、マイナスになっているグループを分けると、全体の57%がプラスになっています。

例え寒冷地であっても、エネルギー収支はプラスの傾向にあります。

また、外皮性能が高いほど、年間エネルギーコストは黒字傾向にある様です。

さいごに

この資料をみると、100%の方がZEH達成してるわけではないんだなあとわかりますよね。でも、ZEH達成しやすい家や地域は分かるし、どんな家にしたら良いのか目安になります。

この資料には住み始めてからの感想も載っています。我が家も快適です。暖房・冷房ともに効きは良いし、冬も昼間はエアコン要らず。

何しろ電気代が1万円以下に収まっているのは嬉しいです。

この2つの資料を見てもらうと自分にあった住宅メーカーが見つかるかもしれません。

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