ZEH・省エネ住宅に必須!高断熱のメリットや「断熱材」の種類

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ZEHをはじめとする省エネ住宅に必須の高断熱材。家を建てた際は主人任せにした断熱材ですが、もう一度、高断熱材が必要な理由も考えました。また2020年に「省エネ基準」レベルが一般住宅にも義務化される予定となっています。「高断熱のメリット」や「断熱材の種類」も書いたので、これから家づくりを考えている方に見て欲しいです。

ZEHや省エネ住宅に必須の断熱材

2020年に「省エネ基準」レベルが一般住宅にも義務化される予定。いろいろ考えてZEHという選択肢はアリだと思います。

今、国が進めているのはZEH(ゼロエネルギー住宅)の普及です。東日本大震災以降、エネルギーの環境は大きく変わってきています。最近では、原発分の電力量を、節電と再生可能エネルギーでカバーできて...

高断熱の家は良いことづくし?

これに関しては、昔ながらの日本家屋が良いという意見もあると思います。実際子供向けのイベントで筑波大学に行ったとき、大学の先生も高断熱の家には反対と言っておられました。偶然そういう話になったのですが・・・もちろんそういう意見もあるのは承知で書きます。

高断熱の家は、今の日本にはぴったりだと思うのです。それは、我が家も高断熱の家(ゼロエネルギー住宅:ZEH)にしてから良いことの方が多いなあと思ったからです。

良かったこと(メリット)
①喘息が治った(結露しない)
②1年通じて室温が概ね一定
③音が漏れない
④家が長持ちしそう

喘息が治った(結露しない)

本当に一番嬉しかったのは、喘息が治ったことです。私は家を建てる前の2年ほど前から突然、喘息と診断されました。大人ですし、30歳も超えていましたのでショックでした。毎日朝と就寝前に吸入の薬を吸っていましたから・・・突然喘息になったのか不明ですが、気管支がゼロゼロとして風邪を引いたときは苦しかったです。

それが、家を建ててZEHの家に引っ越したら、元の体に戻りました。一応病院にも最初は通っていましたが、先生も3年も症状がないのだから治ったのでしょうと言ってくれました。

そこで、いろいろ思い出してみたんです。前の家は賃貸でしたが、断熱の「だ」の字もないような家で、冬は毎朝、ケルヒャーの窓掃除機で窓の結露を吸うのが日課で、また窓のサッシはアルミだったのでその真横の木の枠部分がかびていました。

今、思うとそういう理由で喘息になったんだと推測できます。

1年通じて室温が概ね一定

年間を通して差ほど室温に変化はないように思います。エアコンも、寒いとき、暑いときどちらも我慢しているわけではなく、暑ければエアコンも付けます。でも、エアコン切った後、断熱が良いから涼しい冷気が残るんです。魔法瓶の仕組みと同じです。

冬のトイレやお風呂って寒くて嫌だったけど、今は寒くないし、真冬の朝、部屋の中なのに息が白い・・・なんてこともないです。

音が漏れない

この音が漏れない・・・って実は今の時代にぴったりの家だと思うのです。今は保育所がうるさいという理由でなかなか新設できない時代となりました。

また、都会ほど周りに気を使って生活したくないと考えているはずで、隣の人にもうるさいと言われたくないと思っているのです。そういうことを考えるとちょっと悲しい気もするけど、それが現実だと思うのです。

実際、昔から住んでいる場所に家を建てても、生活の音は聞かれたくない。うちにはラブラドールレトリバーという大きな犬がいて、吠えるとうるさい。でも、吠えても窓が閉まっていたら気にするレベルではないです。家ぐらい何も気にせず音を出したい、時代にもあっているのだと思うのです。

家が長持ちすると期待している

家が長持ちする理由は、気密性も絡んでくると思うのですが、結露がないので家の寿命を延ばすと思います。もちろん、気密の数値は住宅を建てた後でもしっかり数値を取るわけではなく、住宅メーカーごと、かなり曖昧なので注意も必要です。

気密性にこだわらないメーカーさんの家は、断熱材に結露が出たと聞いたこともありますが、今の家は50年、80年、100年持つと謡っており、概ね正しいのではとも思うのです。

もちろん、事実かどうかはまだわかりませんけどね。

結論 家に断熱材が必要な理由

家に断熱材が必要な理由
・一年中快適に暮らせる
・冷暖房費が安くなる
・健康寿命が延びる
・家が長持ちする

高断熱の家にすることで、外気温の影響を受けず、エアコンの使用が減ると思います。だから快適に暮らせて、結果的に健康寿命を延ばし、家も長持ちすると思うのです。

ここで断熱材の種類をみてみます。

断熱材とは?

断熱材は、内部に空気を閉じ込めていて、その空気が熱を伝えづらくする役割を果たしています。断熱材は、無機繊維系と木質繊維系と、発泡プラスチック系に分類でき、空気を閉じ込めておく方法は断熱材の素材によって違ってきます。

大きく分けると、「細かい繊維の間に空気を閉じ込める繊維系の断熱材」と「気泡の中に空気を閉じ込める発泡プラスチック系の断熱材」の2つに分けられるようです。

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家で、断熱材が必要な場所は?

天井・外壁・床・基礎部分(外気・内気)に断熱材を入れることになります。このあたりは住宅メーカーごとにだいたい決まっている感じがします。

住宅金融公庫が発表したアンケートでも、断熱材の素材や場所などがわかりますので参考にしてください。

2017年度の「フラット35住宅仕様実態調査」 調査は全国で行っており、戸建住宅の仕様に関する実態を調査・分析し、住宅金融支援機構の技術基準や住宅工事仕様書にその結果を反映させ...

それぞれの特徴

ロックウール (床・壁・天井など住宅のほとんどで使用可能)

650℃以上の熱にも耐え有毒ガスも発生しません。吸音性にも優れています。

グラスウール (床・壁・天井など住宅のほとんどで使用可能)

密度が高く繊維糸が細くなるほど優れた断熱性能を発揮。木材の乾燥や収縮に対応でき、柱と柱の間に隙間なく施工していく充填断熱工法に適しています。無機質なので燃えず、有毒ガスも発生しません。

セルロースファイバー (筋かいなどを確実に断熱)

パルプ、新聞古紙などから作られる断熱材。機械を使って柱と柱の間などに使います。木質繊維のため素材、結露が起きにくいというメリットがある。

インシュレーションボード (主に天井材や壁材)

材木を繊維状にし、接着剤を混ぜた後、熱圧成型した木質ボード

ビーズ法ポリスチレンフォーム (ボード、筒などさまざまな形に加工)

「発泡スチロール」と呼ばれ、金型によって自由な形に成形可能。水や湿気に強く、軽くて緩衝性の高い断熱材で、施工性にも優れています。「Expanded Poly-Styrene」の頭文字をとって「EPS」と呼ばれることもあります。

押出法ポリスチレンフォーム (外断熱や基礎断熱に使われ、耐圧性あり)

「スタイロフォーム」と呼ばれ、細かい気泡で構成されたボード状のもの。断熱性能が高く、堅くて耐圧力もある。外断熱に適した断熱材で、水に強い。基礎断熱でもよく使われる。

硬質ウレタンフォーム (着剤なしで接着)

外張り断熱で用いられる断熱材で、気泡には熱伝導率の極めて小さいガスが含まれ、薄くても断熱性は抜群。自己接着性なので、接着剤を使用しないで済むのも魅力。

高発泡ポリエチレンフォーム (屋根や配管カバーなど、)

他のボード状の断熱材に比べて柔軟性が高く、壁や柱の間にも充填しやすい。

フェノールフォーム (経年劣化しにくい)

断熱性が高く、経年劣化しにくい。130℃までの使用に耐える耐熱性を持ち、不燃・準不燃材料の認定を受けている。

どうやって施工するのか?

施工までは分かりませんが、今はZEH(ゼロエネルギー住宅)にするために、こんな断熱材を使ったら良いよと、建材やさんや家電メーカーの一部で公開しています。そういうのも参考にしても良いでしょう。

また、この素材が良いと言い切ることが難しいのが断熱。数値も含め難しく奥が深い・・・

参考:http://www.kensankyo.org/download/index.php

日本は他の外国に遅れを取っている

「日本の家は寒すぎるし、夏の家は暑すぎる。」知り合いの外国人はよく言います。友人たちは北海道より緯度の高いところの出身・・・。はて?なぜだ?と思いませんか?

それは、日本の家の断熱性能が良くないからです。

そして「家の燃費が悪い」から国としても高断熱・高気密な住宅(ZEH)を勧めています。快適だからとか、健康寿命が延びるからだけでなく、いろいろな側面を見ると面白いし、納得もいくと思います。

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さいごに

「高断熱のメリット」がわかると、「断熱材の種類」や窓選びも楽しくなりそうです。私も家を建てたときは、子供は0歳と3歳だし、平日は時短勤務とは言え、月-金で仕事をしていて正直、余力が残っていなかった。

これも早めにどんな家にしたいか考えていたら・・・と思うのです。

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