2019年もLCCM住宅の補助金は125万円(予測)でも、180万円もらう方法もある!!

L康にも良くて、家計にも、地球にも優しい、LCCM住宅って知っていますか?今このLCCM住宅を建てると補助金が出ます。このLCCM住宅はZEHの最上級!?未来基準の家なんです。この未来の家を建てると補助金が最大125万円、さらに最大180万円の補助金を貰う方法もあるんです!どうやったら貰えるんでしょう!?

LCCM住宅とはなんだ?

LCCM住宅は、ゼロ炭素社会の実現に向け、国が普及を後押ししているZEHの最上位に位置する「未来基準の家」です。

英語で書くと分かるのですが、ライフサイクルカーボンマイナス住宅(Life Cycle Carbon Minus)の略で、LCCMと言います。

 

この図を見てほしいのですが、ZEHは2030年の目標、LCCM住宅は2050年の目標となっています。

ZEHが、一次消費エネルギー(空調・給湯・照明・換気など日々の暮らしで排出されるCO2)の収支をプラスマイナスゼロにするのに対し、LCCM住宅は、家を建てる時→居住中→解体する時、家を人生で例えるなら生涯のLCCO2収支をプラスマイナスゼロにしましょう!という考え方。

地元の木材を積極的に使い、頑丈で高気密・高断熱な躯体にし、家の寿命を長くし、太陽光発電システムを有効活用するのがこのLCCM住宅の特徴です。

LCCM住宅はZEHで、かつ生涯のCO2を余分に排出しない考え方の家です。

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電気代は年間で30万円ほどプラスだろう

 

我が家はLCCM住宅ではないけど、かなり似通った家に住んでいます。だから、このLCCM住宅がどの位お得なのかは理解しているつもりです。

我が家の電気代を例にするなら、厳しめに見積もっても年間で50-60万円以上プラスです。我が家の太陽光発電パネルは17.60kW載っていますが、LCCM住宅にするには7.0-8.0kW必要と言われているので、我が家の半分ほどのパネルだから、25-30万円ほど電気代でプラスになると予想できます。(ただし太陽光発電システムの先行投資分は除いて考えています。)

ちなみに、当時の売電価格と今は違いますし、 我が家は10kW以上載っていますので売電価格は10kW未満とも違いますが、我が家は2014年に32円で契約。2019年の場合は10kW未満なら24円(出力制限あり地域なら26円)の予定です。

ですが、太陽光発電システムはかなり値下がりしていますし、いろいろなサイト、文献等でも書かれていますが、この太陽光発電を載せても10年くらいで原価償却できるといわれています。実際、我が家も10-11年目で減価償却は終わり、あとは発電するほどお得になる予定です。

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LCCM住宅は長く住むほどお得!!

さて、このLCCM住宅ですが、建築時には一般住宅に比べて建築費が少し高くなります。概ね400万円~500万円ほどは余分に掛かるかもしれません。余分に建築費が掛かるとはいえ、太陽光発電システムも10年目以降は原価償却も終わるし、住めば住むほどお得な家なのです。

この400万円~500万円余分に掛かるかも?と書きましたが、内訳は、太陽光発電システムだけではなく、給湯器や断熱性能を上げるためのドア、窓、床、壁、屋根に使う建材、エアコン、HEMSも含めてとなるでしょう。

家を建てると決めたとき、当初、主人から家を建てる時は、建築費にお金が掛かるけど、冬は寒くないし、電気代も安くなるし・・・と色々説明を受け、説得もされました。

当初、半信半疑のところもありましたが、今ははっきり断言できます。ZEHの家を建てて良かったです。

この記事を折角読んでくださったのなら、トータルコストも含めて、ZEHやLCCM住宅を検討して欲しいと思います。そして補助金も今なら沢山でるし、環境にも優しいLCCM住宅って、私は良いと思います!!

LCCM住宅の認定基準は?

サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)
補助金額上限125万円/戸 かつ掛かり増し費用1/2以内
主な要件

・CASBEE-戸建(新築)2018 年版による LCCO2 の算定か、「LCCM 住宅部門の基本要件(LCCO2)適合判定ツール」でライフサイクル      CO2(LCCO2)の評価結果が0以下となるもの
・ ZEH の要件を満たすもの
・CASBEE B+ランク以上、または長期優良住宅認定

公募方法

事前枠付与方式

事業詳細【国土交通省】令和元年度 サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)

では、LCCM住宅はどこで申し込むの?

工務店や住宅メーカーでLCCM住宅ができるかどうか?また補助金事業に対応できるか?確認しないといけません。

令和元年度(第1回)のLCCM住宅部門に事業採択されている事業者は、今年度の第2回募集ではLCCM住宅部門に応募することはできません。ただし、昨年度に採択されている場合でも今年度事業への応募は可能です。そういう意味でも結構狭き門とも言えます。

2019年に家を建てる方、LCCM住宅を建てたら補助金が貰えます

LCCM住宅を建てたい!と決めたとき、どこの住宅メーカーや工務店で対応しているんだろう?と、気になりますよね。じつは公表してなさそうです。

各メーカーのホームページに公表しているか、LCCM住宅に対応しているか直接聞くしか方法はありません。

でも、CASBEE認証を取った住宅をこちらで紹介しているので、ここに掲載の住宅メーカーさんを捜すという方法はありそうです。参考までに・・・

CASBEE評価認証:http://www.ibec.or.jp/CASBEE/DH_certification/certified_homes_list.htm

また、このLCCM住宅の補助金は1つではありません。 大きな括りは一緒ですが、事業内容も予算年度も名前も違い、補助金額も違いますが、利用可能なものが複数あります。以下の2つだと思います。

 

  1. 令和元年度のサステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)LCCM 住宅部門(戸建)
  2. 平成29年度のサステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)一般部門(共同・戸建) ※ 地域ビルダーLCCM住宅先導プロジェクト

 

①国土交通省の補助金で、 サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)という括りの、 LCCM 住宅部門(戸建)を建てると125万円(平成30年度の場合)貰えました。

こちらは、令和元年度 (2019年度)も補助金があり、金額も125万円の予定です。

125万円の補助金額も大きいですが・・・実はまだ方法があります。しかも、LCCM住宅を建てると180万円が補助金が貰える別の方法があります。

それは、ZEH推進協議会で採択された補助金を利用する方法です。

地域ビルダー向けに、将来的にある程度まとまった数をLCCM住宅にすることが、社会的にも環境面でも必要と言うことで、一般部門で採択されています。

内容:全国の地域工務店によるLCCM住宅の新築プロジェクト。LCCM住宅認定5つ星の取得を基本とし、長寿命化、外皮性能等の性能目標を共有し、LCCM住宅の建築経験がある工務店による支援等の体制を整え、全国の工務店へ の水平展開を目指す。

評価:全国の様々な規模の地域工務店で構成される組織がベースとなり、より高性能なLCCM住宅の普及展開を図る取り組みは、波及・普及効果が期待できるものと評価した。

建築研究所

②こちらも、国土交通省の補助金で、 サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型) の補助金ですが、一般部門(共同・戸建)に属しています。先ほどのものとは補助事業の括りが違い、予算も29年度に採択されたものになります。しかし180万円の補助金が出ます。

工期は、2019年4月1日~2019年12月末となっていますので、急がないと間に合いません。工務店が中心ですので、ユニットで簡単にすぐに出来上がる家とは違います。

この時期に申し込んで間に合うかは問い合わせないと分かりませんが、問い合わせる価値はありますよね。

よって、LCCM住宅を建てたい方にとっては、この補助金も利用可能です。(結果的にLCCM住宅を建てるからです。)

↑また、こちらのZEH推進協議会のホームページに会員名簿が載っているので、お住いの市町村の会員の会社に、直接LCCM住宅を扱っているのか問い合わせることも可能です。

ホームページはこちら ZEH推進協議会の一般会員

※掲載されているすべての会社さんがこのLCCM住宅を扱っていませんのでご注意ください。

こちらは以前実際のモデルハウスを見せてもらいました。

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また、補助金が出る機器や条件も違います。先に補助金貰える機器を知っておけば、どんな家にしようか役に立ちますし、予算も見えますよね。

2019年に使えるLCCM住宅補助金は?

国土交通省の事業名補助金額採択数
①令和元年 サステナブル建築物等先導事業
(省CO2先導型)
LCCM 住宅部門(戸建)
最大125万円2 年間で 1,386 戸?
②29年度 サステナブル建築物等先導事業
(省CO2先導型)
一般部門(共同・戸建)
地域ビルダーLCCM住宅先導プロジェクト
最大180万円
(29年度)
200棟

さいごに

ZEHの最上級の家、LCCM住宅。細かくこの機器が補助金に対応しているなどは書きませんでしたが、少しLCCM住宅に興味が湧きませんか?

今なら補助金も沢山出るし、環境にも優しい家。すごく良いと思うのです。

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実は、私たちも5年前の8%になったばかりの4月に家を建てようと動き始め、結果的にZEHの家に辿り着きました。

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