昨年の冬になるころ、「4K8K BS/CS放送」を見るための改修工事の助成金申請について書きましたが、令和元年(2019年)も継続して補助金が出ることになっています。 5月よりはサイトも更新され公募が始まった模様です。
実は、平成31年度の年度終わりまでに決断できず、まだ改修工事はできていません。それは、スマートに工事ができそうになく、考えてしまったからでした。
現在、見積もりまでの我が家ですが、なぜやる気が失せてしまったか・・・お話したいと思います。
2019年「4K8K BS/CS放送」改修工事の助成金申請
注意してほしいのは、新築の方が利用する補助金ではありません。
昨年と同じで
平成29年(2017年)5月11日以前に設置したものが補助金対象です。
衛星放送用受信環境整備事業(中間周波数漏洩対策事業)
総務省
新4K8K衛星放送で新たに用いられる左旋円偏波に対応した受信環境の整備に資するため、不適切な受信設備の改修を促進することにより、電波漏洩による他の無線サービス等への干渉を防止する対策を進めるもの。
ちなみに何が見られるのかなどは、こちらも参考にどうぞ。
【図解】新4K8K衛星放送のチャンネル数と、どうやったら視聴できるのか?4K放送の感想も!
あとは、4Kテレビがなくてもチューナーさえあれば、放送自体は見られる話。
でも、やっぱりパラボラアンテナは必要です。例外はケーブルテレビで、そのままでも、だいたいSTB置けば見られます。↓
知ってますか? 今、お使いの2Kテレビでも、新4K衛星放送は視聴可能です
補助金を申込むために、まずは見積もり・・・
このホームページに載っている業者さんは地元の電気工事店も多くて工事お願いしたいところでしたが、やはり工事なので相見積もりが基本!!と思って、大型家電量販店に電話をし始めました。
参考ですが、この改修工事で補助金対応できる大型家電量販店はこれだけ↓
エディオン
Joshin web 家電とPCの大型専門店nojima online(ノジマオンライン)
ヨドバシカメラ
すると、
この4社のうちのほとんどの大型家電量販店に、まずは店頭に来店くださいと言われました。
電話1本でまず見積もりをお願いして、その見積もり次第で工事をやるか、やめるか決めたかったのですが、無理な模様。
まずは、店頭に来て免許書など身分を確認したいとのことでした。
手続きがめんどくさいのか?断ってくる会社も!!!
また、電話で問い合わせただけなのに、その時点で遠回しに断ってくる会社さんもあり、見積もり依頼は苦労しました。
ここまでで、大型家電量販店で工事をお願いして、補助金を貰いたかったのですが、3社に断られ、大型家電量販店で見積もりを貰えたのは1社だけでした。
正直、相見積もりどころの話ではありませんでした。
さて、気を取り直して・・・その会社の見積もりを見ると、総額は95,000円程、でも補助金として還ってくる金額は2~3万円とのことでした。
実際の見積書はこれ

思ったより補助金額って少なくない??
以前、INTEER BEEというイベントでパネルを見たときは、かなりお金戻ってくる感じがしたんですけど・・・↓これです。

イマイチ金額が少ないかな・・・と思いました。
まあ、金額は少ないけど、やっぱり工事やりたいなと思ったのですが、いざ、申し込もうと思ったら見積もりを取った会社さんから面倒臭そうなことを言われてしまいました。
手続きが多く工事をやりたがらない・・・?
流石に全国区の会社さんなので、こんな工事やってられないということなんでしょうか・・・・
もちろん実際には、面倒くさいと言われた訳ではありませんが、遠回しに感じました。
その大型家電量販店の店員さんの話では、 「新4K8K衛星放送(左旋円偏波)の設備の補助金」は、何かするたびにハンコとサインが必要で数回は必要です、とのこと。
見積もりを頼んだ大型家電量販店は全国規模の会社です。ほかの店舗で補助金申請しているそうですが、手続きが多くて大変と言われました。
まあ、本部は工事やろうとGOサインを出したけど、お店は面倒臭いということかなと思います。
4Kや8Kテレビがないのに工事しても、見られるか判断できない?
あと、困ったのは、この工事を今のうちにしておくと補助金がでますが、見積もりをお願いした会社さんにはこう言われました。
「今工事しても、4K、8Kテレビがないので、実際に見られるか見られないか判断ができないと・・・」
ははは・・・まじか?確かにそうですけど、それだとほとんどの家でダメじゃないか?と思いましたね。
たしかに4Kテレビも8Kテレビもありません。そこで見られるか確認できないのか?
でも、そんな理由で断るってあるんでしょうか?誰かコメント下さい。
見積もり後、地デジだけある時間帯に映らなくなる
また、見積もりの際に、アンテナや端子をいろいろ触ったせいか、地デジのチャンネルがある一定の時間で映らなくなりました。これにはびっくりしました。
見積もりに来た人に再度来て見て貰い、これはなんとか直ったようです。でも、こんなこともあるんですね。
工事する気が正直失せた・・・
と、このようにいろいろ事件があって、工事する気がだんだん失せていき・・・
平成31年度、要は3月までの補助金は諦めました。
とは言え、令和元年の「 衛星放送用受信環境整備事業(中間周波数漏洩対策事業) 」の補助金を使ってまだ工事したいとは思ってはいます。
工事についてやる、やらないにかかわらず、またこの件は追記したいと思います。
令和元年にも「4K8K BS/CS放送」改修工事補助金はあります!
しかし、補助金は2/3→1/2に減った
2/3から1/2に減った模様・・・

助成金交付対象機器リストの掲載機器で、技術基準不適合 であり助成金交付対象機器の改修工事にかかる「機器代+ 工事代」の2分の1に相当する金額が助成されます。
ただし、集合住宅については各戸あたり3万円を上限としますが、各戸の壁面端子まで全ての機器を技術基準に適合する改修時使用機器リスト記載の3.2GHz対応機器へ改修する場合はこの限りではありません。
総務省 衛星放送用受信環境整備事業
中間周波数漏洩対策事業
これは、早く工事しないと補助金がまたなくなるかも・・・しれませんね。
私たちが必要な書類は?
〇は工事をやる会社が用意する書類 ●は私たちユーザーが用意する書類
【申請書】
〇申請代行登録業者名、登録業者ID
〇申請施設名、住所(共同受信施設の場合)
〇助成対象者氏名、住所
〇電波漏洩対策を行う施設の受信設備の概要(助成金交付対象機器の数量)
〇工事日程(着工日、完成日、工事実績報告書提出日)
●委任状(助成対象者が記入)
●助成対象者確認書(助成対象者が記入)
●助成対象者身分証明書のコピー
●戸数がわかる資料のコピー(集合住宅の申請時に限る)
●施工内容確認書 (集合住宅の申請時の必要な場合に限る)
※申請書に添付するもの
運転免許証、パスポート、健康保険被保険者証、住民票の写し、マイナンバーカード のいずれか
管理組合規約や販売時パンフレットなどの戸数が記載された資料のいずれか
各戸専有部の2.6GHz機器を交換しない場合
提出書類だけ見ると、さほど難しくはないです。でも手続きが多くて工事やりたがらないと私も思いました。
さいごに
今回の出来事は、いろいろ考えることろもありました。でもこういう補助金は貰えるうちに工事をやっておきたいと思うんです。
まだ工事しようか迷っていますが、また壊したり、不具合を起こされても、日中に私も家にいないし、悩みどころです。
これから4Kテレビを買う方必!!4Kテレビと4K対応テレビの違い
2019年夏、ボーナスで4Kテレビの購入を検討されている方必見です。ヨドバシカメラやビックカメラなどの家電量販店に行くと見かける「4Kテレビ」と「4K対応テレビ」の違いについて今一度解説していきます。 以前の記事を加筆、修正しました。↓ この二つの基準は実は非常に簡単なんです。4K放送チューナーが内蔵されているタイプは「4Kテレビ」で内蔵されてないテレビは「4K対応テレビ」と表記されています。 4K対応テレビで4K放送を視聴するには別途対応チューナーが必要です。