以前から気になっていた、電気自動車のTesla(テスラ)が開発を進している家庭用蓄電池「Powerwall」がついに日本で発売されるそうです。販売は2020年春からの予定。個人的には、長かったというか、やっと!?と言う感覚ですが・・・実際どんな蓄電池なのでしょうか?
遂に、家庭用蓄電池「Powerwall」日本で発売 2020年春より
車の方にも、蓄電池の方にも興味があったので、3年くらい前からテスラのホームページは見ていたのですが、どうやらアメリカのサイトで初めて見たテスラの蓄電池「Powerwall」ではなく、今度日本で発売されるものは、2代目。第1世代を日本で売ることなく、2代目と言うのは、卒FIT問題を前に満を持して登場と言う感じでしょうか。
テスラと言うと、高級電気自動車と、イーロン・マスクが思い浮かびますが、蓄電池は4~5年前に発表され、当時からすでにコンパクトで薄型、壁掛け可能とでかなりインパクトがありました。
第2世代目の「Powerwall」どこが凄いかと言うと、蓄電池容量が13.5 kWh。家庭用としてはかなり大きめの蓄電池になります。しかし値段は、税金・設置費用は別で、99万円(Powerwall:82万5000円、サポートハードウェア:16万5000円)と悪くないです。
今は、けっこう当たり前のように生活に使われている、リチウムイオン電池も、ノーベル化学賞を受賞した、旭化成の吉野彰さんのおかげですよね。今は携帯から飛行機にまで載ってるから凄いですよね。おかげで生活も豊かになりました。
使い方は?
サイズは1150×753×147mmとコンパクトで、床置き、または壁掛けで設置可能。また床置きの場合は最大10台まで連結することも可能です。
また、オールインワンと言ってますが、パワコンが内蔵されています、これも嬉しいです。
また、出力は、ピーク出力が7kW(キロワット)、連続出力が5kWで、停電の際は、系統との接続を遮断し、自動で蓄電池からの電力供給に切り替え可能。嬉しいのは、エアコンも使用可能だという事。これはかなり嬉しいです。
基本的には、専用のアプリを使い、蓄電状況の確認や電力の手動切り替えが可能。アプリなので難しくないと思います。
アプリ自体は公開されています。
「Powerwall」概要
「Powerwall」
- 高い安全性:露出配線や排熱口がないため、お子様やペットがいても安全
- 床置きまたは壁掛け:Powerwallは壁掛け式に簡単に設置することができます。床置きで設置する場合は最大10台まで連結可能
- 全天候対応:防水防塵構造のPowerwallは、屋内外を問わず設置可能
- 静音設計:稼働時にほとんど音を発しません。ジェネレーターと比べ圧倒的に静か
- オールインワン:コストと複雑さを低減するために、DCからACの変換に必要なインバーターは内蔵
- 常時接続:リアルタイムでエネルギーをモニターし、悪天候時には警告
スペックは?
Tesla(テスラ)家庭用蓄電池「Powerwall」 | |
蓄電容量 | 13.5 kWh |
放電深度 | 100% |
効率 | 充放電効率 90% |
最高出力 | 7kW(ピーク)/ 5kW(連続運転) |
対応機器 | 太陽光発電による自家消費 バックアップ電源 時間帯別制御 オフグリッド対応 (準備中) |
保証 | 10年 |
拡張可能 | Powerwall最大10台接続可能 |
動作温度 | -20°C 〜 50°C |
寸法高さ x 幅 x 奥行き | 45.3″ x 29.6″ x 5.75″(1150 mm x 753 mm x 147 mm) |
重量 | 114 kg |
設置 | 床置きまたは壁掛け屋内または屋外 |
実際のホームページで入力すると・・・
例えば、我が家の場合なら、17KW、停電時にエアコンも、EV充電施設も使いたいよと入力し、部屋は5部屋と入力したら、このTesla(テスラ)家庭用蓄電池「Powerwall」が3つあった方が良いよ、推奨しますと教えてくれるんですね。ただ、この17KWと入力してますが、ここにそのまま17KWと入力して良いのかは、何とも言えませんが・・・
流石にここまで蓄電池要らないかな。「Powerwall」1つ、もしくは2つ設置したら、停電時もエアコンや冷蔵庫など使えて、いつもと同じような生活が送れるのかな・・・。
申込は、ホームページのメールから
私も気になって今年春にカウントを登録したのですが、イマイチログインできません。どうやら、別でメールに登録する形みたいです。ちょっと前まで、このホームページ情報がスカスカして、ページによっては英語だらけだったような気もします。今は日本語で書かれてます。ただ、ログインはいまだできんせんけどね。
Teslaは、直販が基本なので、この「Powerwall」に関してもそうなるのではないかと思います。まずは、メール登録からとなりますが、気になる方は登録してみましょう。
個人的に注目!!
テスラは、2017年よりアメリカにリチウムイオン電池の生産工場「ギガファクトリー」を作り、でパナソニックと提携して生産をしています。
ギガファクトリーは約17万6500平方メートルと広大な敷地で、まさにメガ・・・・。
個人的にも、このTeslaは「Powerwall」が気になるのは、中身がパナソニック製と思って良いからですね。
安心の為に蓄電池を購入は正解!!
地球は温暖化しており、気候変動と言っても、私たちはその気候変動に対応していかなければなりません。対応するなら・・・引っ越すのが可能なら簡単ですが、それが無理なら備えるしかありません。その備えるものの1つに蓄電池があると思うのです。
蓄電池は補助金も出ますので、まずは、見積もりを取りましょう。「タイナビ蓄電池」は、相見積りを取る手間が省けるし、実績のある企業ばかりが登録してますので、安心。まずはHPを。

さいごに
先日も、Teslaと言えば、自動車のEV用のバッテリニーに関して、充放電を繰り返しても、100万マイルは余裕で、実質200万マイル、実質300万キロ超は走れるという。
これは、『Journal of the Electrochemical Society』という論文にも掲載されたそう。となると、自動車用のリチウムイオン電池といえども、こちらの「Powerwall」も長寿命を狙えるのでは?とも思うのです。
実際、自動車用のバッテリーは自動車より、バッテリーの方が長持ちで、数十年持つそうです。こんな自動車が安く出回ればいいんでしょうけど、これから400万円切るくらいの車が発売の予定だそうですが、実際今走っているTeslaの車は800万円超の自動車で超高級車ですよね。
イーロン・マスクには、スペースX計画はともかく、自動運転も実現してもらい、安い自動車と、家庭用蓄電池を売って欲しいです。

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