ZEHの【五次公募】については、平成28年7月25日に「五次公募の要領」が公表予定でしたが、五次公募の要領について予算状況を精査し、約一週間後に公表すると発表しました。一体どうなるのか?気になります。
7月12日付で2次公募の結果決定!
二次公募では申請のあった1,462件について、厳正な評価に基づく審査を実施し、
その結果、補助対象事業1,406件について交付決定を行ったとあります。
1次公募の申請数は?
おさらいしますが、1次公募で申請のあったのは、2,095件。
厳正な評価で審査を実施し、その結果、補助対象事業1,584件が決定しています。
先日、4次公募の募集の締め切りがあったばかり
四次公募は、平成28年 7月4日(月)~ 平成28年7月22日(金)17時必着で締め切ったばかりで、25日には、第5次公募の要領が発表されるはずでした。
急きょ、7月25日に、五次公募の要領について予算状況を精査し、約一週間後に公表すると発表しました。困るのは、「五次公募を開始する前に届いた申請書は受理できませんのでご注意ください。」と書いてあります。
送っちゃった人どうするんだろ?
7月27日付、住宅産業新聞社にも気になる記事が・・・
1次公募には2095件の応募があり、うち1584件が採択された。
応募件数は過去最多となり、採択率は75・6%と応募すればほぼ採択される状況だった昨年度からは一変した。
昨年の同事業は2014年度補正予算150億円により5回にわけて公募が行われ、1次公募で1490件、合計では6146件が採択されている。応募総数が6238件だったことから採択率は98・5%だった。
予算についてはZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)との合計のため、昨年は1次公募25億円、2次公募15億円、3次公募20億円、4次公募10億円、5次公募5億円の合計75億円がZEHに割り振られていた。
今年度予算では同様に110億円が計上されているが、これまでの事業規模をみると1次公募が20億円、2次公募15億円、3次・4次10億円の合計55億円が充てられている。
残り2回の公募があることを考えると、合計で70~80億円程度がZEHに割り振られているものとみられ、合計5500~6500件程度が採択されると推察される。しかし、1次公募で2千件を超える応募があったことからも、採択されるハードルは高くなっているといえそうだ。
出典:住宅産業新聞社 http://www.housenews.jp/feature/11817
ZEHはすでに55億円の予算を使った
以下は、今年28年度のZEH予算の抜粋です。
と、1次公募から4次公募までで、すでに55億円。
110億円の予算はZEHとZEBの合計での予算のため、すでに1/2使いました。
五次公募の要領について予算状況を精査するとは、どういう意味かもうすぐわかりますが、補正予算?それとも・・・・わかりません。
以前の記事も参考に
以下は、ZEHの東京説明会の様子です。
さいごに
昨年は応募すれば申請通ったが、今年は違う
昨年の採択率は98.5%で、応募すればほぼ採択される状況でしたが、今年は75.6%となかなか厳しい感じです。
これから来年のことも視野に考えるというのも、いいとは思いますが、それにしても、平成28年度の補正予算や平成29年度の政府の予算の概算要求など、裏付けがあれば、少し安心しますよね。
予算が来年もあると概算予算等で見えれば、来年に掛けるというのも手ですね。
まずは、第5次のZEH公募を待つしかなさそうです。
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