2017年度の予算は、ZEH(ゼロエネルギー住宅)の補助金は出るのか?

 

2017年に新築で家を建てる方!ZEH(ゼロエネルギー住宅)の補助金が気になりますよね。1月20日には国会招集され、その後衆議院・参議院で予算が審議され、4月頃には2017年度の予算(ZEHの補助金も)が決まります。まずは2017年度の概算請求に、ZEH関連の補助金があるのか見ていきます。

 

2017年度(29年度)にZEHの補助金はあるのか?

結論からいくと、2017年度もZEH補助金はありそうです。

ZEHの補助金が幾ら出るのか気になるところなのですが、先に「国の予算」について簡単に見ておくと、自分の生活・・・今回の場合は家を建てるときに大いに役に立ちます。

私の学校の授業の時の記憶は、中学校くらいでストップしているのですが、今は「国の予算」を知っているか知らないかで、実生活で損をしてしまうと思って必死に見てますね。

通常国会の予算案を気にしよう!

国の予算は年度単位で動いていて、新年度は4月からです。

だいたい8月末までに各省庁が、来年度に必要な予算額を「概算要求」として財務省に提出。その後、財務省と各省とが調整を行い、「政府予算案」が決まってきます。

そして、12月末頃には、この「政府予算案」が内閣で閣議決定されます。

そして、毎年1月に召集される通常国会で、予算案について予算委員会を中心に審議。その後、必要に応じて増減などの調整をした上で、国会の本会議で記名投票により採決が行われます。これが可決されてから、はじめて正式な国の予算となります。

予算は3月末までに成立すれば問題ないんですけど、年度内に決まらなければ「暫定予算」を編成し、例年なら4-5月あたりには予算が決まる・・・という流れになっています。

もちろん補正予算も気にしよう

当初の予算成立後に発生した事柄によって、予算通りの執行が困難になった際に、本予算の内容を変更するように組まれる予算のこと。秋から冬にかけて、景気回復がらみで増えるのが最近の傾向。

2016年度の第2次補正予算でZEHの補助金が予算で組まれました。

さて、本題に戻ります。2017年度(29年度)のZEH補助金の概算要求ですが、もちろん「概算要求」が提出されています。

省エネルギー投資促進に向けた支援補助金 672.6億円

例年だとZEH・ZEBの補助金がまとめて書かれているのですが、2017年度(29年度)は、工場関連の補助金も含めて書かれていて、ZEH補助金単独の金額は分かりません。

予算としては、2017年度(29年度)資源・エネルギー関係の予算案に属し、「省エネルギー投資促進に向けた支援補助金」になるようです。

事業目的・概要

工場・事業場、住宅、ビルにおける省エネ関連投資を促進することで、エネルギー消費効率の改善を促し、徹底した省エネを推進します。平成29年度予算案額 672.6億円

 

この②・③がZEH関連ですね。

2017年度 ZEHの導入支援

ZEHの価格低減・普及加速化のため、ZEHの普及目標を掲げたハウスメーカー等(ZEHビルダー)が設計・建築・改築するZEHの導入を支援。

成果目標:平成32年までに新築戸建住宅の過半数のZEH実現と建築物におけるZEB実現及び、省エネリフォーム件数の倍増を目指す。

補助金額:定額の予定

これまでのZEHの予算について

この数年の予算は凄いです。

27年度 7.6億円 ⇒ 27年度補正 100億円 ⇒ 28年度 110億円 ⇒28年度補正 100億円

ただ、ずっと続くとは考えづらく、セキスイハイムさんの営業さんと話をした時も、もうそろそろ補助金やらないだろう、とも言われました。

国は2020年までにZEHを普及させたいのでそのあたりを考え、消費税10%のタイミングも考え、税制控除も考えて・・・家を建てるタイミングを決めたいですね。

2017年度 ZEHとは、別に申し込める補助金は?

概算要求で提出されているものを、簡単に見ていきます。

エネファーム等 導入支援 補助金に、93.6億円の予算
クリーンエネルギー自動車導入 補助金に、123.0億円の予算 ※

と例年と変わりません。※のクリーンエネルギーの自動車導入の補助金は、車としても、燃料電池としても使用できると考えれば、考える余地もありますし、我が家も次の蓄電池を購入するタイミングには、電気自動車を蓄電池代わりにしたいと考えています。

自動車(蓄電池)と系統連系するなら、セキスイハイムがノウハウあります。

ZEHで有利・実績があるメーカーってどこ?新聞・WEB・口コミから考える

2017年度も エネファームに補助金

燃料電池の利用拡大に向けたエネファーム等 導入支援事業費補助金
平成29年度予算案額 93.6億円

事業目的・概要:我が国の燃料電池分野における高い技術力を活かし、家庭等における省エネを促進するため、世界に先駆けて本格販売が開始された家庭用燃料電池(「エネファーム」)及び、平成29年度に市場投入が予定されている業務・産業用燃料電池の普及拡大を目指し、導入費用の一部を補助します。

成果目標:エネファームについては、平成32年(2020年)までに140万台の普及目標を達成すべく、エンドユーザー負担額を固体高分子形燃料電池(PEFC)については平成31年に80万円、固体酸化物形燃料電池(SOFC)については平成33年に100万円まで低減させることを目指します。

業務・産業用燃料電池については、平成34年までに1kWあたりのシステムコストを50万円まで低減させることを目指しています。

エネファームも戸建て用・集合住宅用とあるので、オール電化ではない家は考えてみると良いでしょう。でも、まだ高いんですよね、エネファーム。

補助金額:機器購入費+設置工事費について、目標金額と基準価格の差額1/3を補助

 

補助金額の考え方については、こちらを参考に

経済産業省(経産省)で平成28年度予算「エネファームの補助金」の枠組みが見えてきた!

 

2017年度も エコカーに補助金

クリーンエネルギー自動車導入事業費補助金
平成29年度予算案額 123.0億円

ZEHを考えているなら、電気自動車がお勧めですが、補助金額は分からないので、金額が分かってからでも遅くないかも?

補助金額:定額

さいごに、ZEHは事前準備が必須!

と、予算がだいたいどの位かわかりました。家を建てる時って、子供が小学生になるからとか、2人目生まれるからとか、両親と同居するから・・・などタイミングってありますよね。

今年家を建てるのかどうかっは、いろいろな情報を総合的に判断すると良いですよね。アンテナを張っておくだけで違いますから。

ただZEHは事前に準備をしていないと間に合いません。でも準備して第1次公募に間に合わせれば、補助金を貰える可能性も上がります。

見積もりや提案書を貰おう!

私も共働きでなかなか時間がなく困りました。さらに子供も小さく0歳児だったので出かけてもいろいろ面倒で、授乳におむつ、抱っこ・・・もう大変でした。

時間の短縮に「タウンライフ」という会社で、自分が住みたい場所や部屋の間取りなんかを提案してもらうと良いですよ。

時間短縮になるし、自分が住みたい家がどんなものか明確になるんです。そこがハッキリするとすべてが早いんですよ!悩まなくなり、決断もしやすくなります。

「オリコンのランキング」見ながら頼みましょう。

住宅メーカー47社を対象にした顧客満足度ランキングbyオリコン

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ここも良いです。ここはカタログ請求だけ。

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私たちの時間は戻ってきませんが、今検討中の方はまだ戻れるから時間を有効に使ってください。


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遂に、消費税も10%になりました。
実は、私たちも5年前の8%になったばかりの4月に家を建てようと動き始め、結果的にZEHの家に辿り着きました。

多くの人にとって家づくりは一生に1度あるかないかではないですよね?
私たちも初めての家づくりなのに相談するところもない。転勤族で知り合いも少ない。
そんな感じで家づくりがスタートしました。

もし、今、経験者として言わせてもらうなら、1度くらいは中立な立場の人に相談するのをお勧めします。
ぜひ、「私たちの失敗談」を読んでみてください。

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